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船を降りたら彼女の島 (2002)

監督
磯村一路
  • みたいムービー 14
  • みたログ 71

3.58 / 評価:19件

無味無臭の田舎映画

  • achakick さん
  • 2009年5月8日 20時27分
  • 閲覧数 912
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

57点

東京で働く25歳のクリコが愛媛へ里帰りして、両親、兄、友人たちと再会する。
実家に置きっぱなしだった自分の荷物の中からクリコはある鈴をみつける。
それは子供の頃の思い出の品で、クリコは忘れかけてた初恋のタカシを思い出す。
で、タカシを探して愛媛中をうろうろする、そんなストーリー。
日本の田舎を舞台にした、いかにもな映画。
いかにもな父親像といかにもな母親像。
そしていかにもな近所のおじさんたちおばさんたち。
友人たちも、もちろんいかにもで、全体を通して会話も人物描写もひどい。
恥ずかしげもなく好意を口にしたり、クリコが島についた途端彼女を呼び止めていきなりデートに誘ったりするケンタのいかにも気のいい脇役像。
女友達と再会するシーンも、薄っぺらくマンガみたいでなんの立体感もない。
初恋の思い出の映像も、いかにも初恋の思い出って感じで笑えてくる。
なにもかもパターン化されたイメージのカタマリばかりでどうしようもない。
展開も、里帰りストーリーとしてありきたりな展開ばかりで、正直いってなんのためにこんな「いかにも」の集合体のような映画をわざわざ作ったのか理解できない。
これじゃあ何もものに出来るわけないと思う。
ミツクビさんの祠、タカシの町の秘境、ツルヒメの話とか、四国のいろんな町やスポット、文化を撮りたかっただけのような気がしてならない。
センチメンタルを誘うためのBGMもいい加減うるさい。
学校を民宿にしてそこに両親が住んでるという設定はよかったけど、その設定をまったく活かすことなく放置してるし、なんの味わい深さもないツルヒメの演劇を挿入する意味もない。
よかったのは四国の風景くらい。
「群青の夜の羽毛布」が予想外の出来だったから、多少は期待してたのに残念。
「群青の夜の羽毛布」はそもそも原作がよかったんだろうなと思い直した。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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