作品レビュー(7件)
- kak********
4.0点
物語は、1939年9月1日にドイツ軍がポーランドへ侵攻し第二次世界大戦が始まった後、ポーランド国内で迫害を受けたユダヤ人と、それに抵抗したユダヤ人地下組織が描かれて行く。当初は小さな抵抗分子にすぎなかったが、ユダヤ人の名誉のために戦うという強い意志が次第に広がり、壮絶な戦いが繰り広げられる。 本作品は、史実に基づいているだけでなく、演技とは思えないほどリアルな描写が見る者の心を突き刺す。監督は、リチャード・ギアとバイ・リン主演の「北京のふたり」を手掛けたジョン・アヴネット。両方に共通しているのは、まるで現場にいるような臨場感と緊迫感に包まれたシリアスな作品に仕上がっている点。 主演は、「アドルフの画集」でジョン・キューザックと共演したリーリー・ソビエスキー。彼女の端正な顔立ちからは想像も出来ない”勇気”を見せてくれる。共演では、キーファー・サザーランドを息子に持つドナルド・サザーランドと、アンジェリーナ・ジョリーを娘に持つジョン・ヴォイトの両ベテランが競演。 他にも、「GODEILLA」のハンク・アザリア、「6デイズ/7ナイツ」のデヴィッド・シュワイマー、「グローリー」のケイリー・エルウィズ、そして「ピッチ・ブラック」のラダ・ミッチェルなど多彩な顔ぶれが揃っている。 大切な”物”より”一片のパン”の方が価値がある時勢に、勇気を振り絞り生きた人々の姿が脳裏に刻まれて、切なさがこみ上げるのを抑える事が出来なかった。
- agi********
5.0点
ユダヤ虐殺の歴史物であるが この作品は彼らの徹底的な抵抗を描ききっている アクション映画さながらの銃撃戦の激烈さは レジスタンスの生き残りへの執念だ 仲間を守るための戦いは ユダヤ虐殺と裏腹に残酷な暴力にもつながっている これが戦争だ、と言われればそれまでではあるが その後のイスラエルの問題を考えるといかにも複雑な思い 大作に相応しい重厚間が十分
- gar********
5.0点
第二次大戦でナチスドイツに虐げられたユダヤ人が 自分たちの誇りを胸に、地下組織を結成し反撃した人々のお話です。 159分と長い作品ですが実話に基づいており、 爆撃シーンや戦闘シーンもとても迫力があり飽きることなく観られました。 アウシュビッツやナチスは知っていましたが いつも死と隣り合わせながらも、少人数で抵抗している様に胸が痛くなった。 ほんの少し前の時代の命掛けで生きた人々のお話です。 哀しい歴史はいつの時代もどこの国でもあると思う。 真実もちゃんと伝える事も意味があることだとこの作品を観て感じました 沢山の人に観て欲しいです。
- kis********
4.0点
ネタバレレジスタンス活動の一環です
このレビューにはネタバレが含まれています。 - nss********
5.0点
1939年のドイツが舞台、ナチスによる圧倒的な人種差別に不信感を募らせながらも、 次々と抵抗する間の無く収容所に送り込まれてゆくユダヤ人達。 次第に抵抗勢力を拡大するレジスタンス達(ユダヤ人戦闘組織ZOB)の、ナチスをも震え上げさせた、勇敢な戦いを描いた、TVシリーズをDVDに纏めた作品なので作りは多少雑だが、 2時間40分にも渡る長さにも関わらず飽きさせない。
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