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星に願いを。 Nights of the Shooting Star (2002)

監督
冨樫森
  • みたいムービー 30
  • みたログ 533

3.54 / 評価:90件

素晴らしき映画

  • may******** さん
  • 2009年12月7日 16時48分
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

星に願いを。という作品は竹内結子のまさしく全盛の作品である。

星に願いを。(2003年、東宝)
黄泉がえり(2003年、東宝)
天国の本屋〜恋火(2004年、松竹)
いま、会いにゆきます(2004年、東宝)

という一連のあの世とこの世といった世界観の
映画の第一作目といえよう。
もちろん、これらの作品は全て竹内結子主演の作品である。

しかし、なぜこの時期の竹内結子は、こういった
あの世とこの世の境目を扱った作品に立て続けに
出演したのだろうか。これはかなり特異なことである。

おそらくそれは、当時の竹内結子が持っていた
なんとも言えない魅力にあったと推測される。
当時の彼女は、とても天真爛漫さを持っていて、まったくと
いっていいほど世俗的な汚れの印象のない俳優であった。
あまりにも輝いており、周りにもそれが発散していて、
それが分かる人間には本当に後光が射すほどの
魅力を備えていた。
どこか浮世離れしているところがあったのだ。
そのような魅力をもった俳優には、その魅力が
作品を呼び、その作品自体を作ってしまう
ということは十分あり得る。
つまり、あの世とこの世の境目に生き、生死を超えた
存在を演じる、またはそれを目撃する存在を演じる、
ということができたのは、当時の彼女の天性による
ものであったと思われる。
純粋無垢で、死という問題を超えてしまう存在、という
大掛かりな役柄に全く耐えうる、もしくはそれ以上の
言いようのない魅力やエネルギーが彼女の中にあったのである。

そしてこの星に願いを。という作品は、一連の作品の
第一作目である。竹内結子の魅力がほとばしっていると見て良い。
とにかく、この作品における彼女は世俗的なものを
一切まとっておらず、あるのは生きていることの
歓喜、賛美、手放しの愛情である。
映画を観る者は、彼女の魅力、演技、存在に触れた途端、
心が洗われ、涙が溢れ心から童心に戻るであろう。

最後に、現在の竹内結子に、当時の魅力が損なわれた
ということは残念なことである。やはり線香花火のように、
まばゆい魅力、エネルギーというのは長続きしない
ものなのだろうかと、嘆きたくもなるが、同時に
彼女の当時の魅力の尊さ、美しさを際立たせ、
感慨を深化させることで当時の感動を淡く
感傷的に蘇えらせてもくれるのだ。

詳細評価

物語
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