漫画オタクの監督ジュリアン・マニア初長編
- hoshi595 さん
- 2011年1月16日 3時15分
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- 総合評価
いったいジュリアン・マニア監督の頭の中はどうなって
いるのか?
ジャンルにしても、”フレンチ・SF”だったり、
”フレンチ・ホラー・アクション”だったりで、
宣伝文句も定まらない。
どちらかと言うと、”フレンチ・パロディ・アクション”
ではないかと思える程、どこかの映画から切り抜いた様な
シーンの連発が見られる。
主演は、本作品が初主演であるオリヴィア・ボナミー。
スポーツ万能らしく動きも悪くないが、
ミラ・ジョヴォヴィッチと比べると雲泥の差である。
物語は、一口で言えば”ヴァンパイア”もので、アメリカの
TVシリーズでお馴染みの”ハンター”の活躍に類似する。
それでは、なぜパロディかと言えば、冒頭のシーンは
「ラン・ローラ・ラン」的”走り”であるし、衣装も、
日本のアニメをヒントにした様なものが多いからだ。
それら全てが、ジュリアン・マニア監督が一瞬でひらめいた
物語と言うから驚きだ。
しかし低予算を強いられた映画なので、コスチュームや
小道具が見劣りしてしまう。
唯一ユニークだったのは、”トーキング・ティナ”という
子供が出てくる事で、その超能力も変わっている。
結局、全てが中途半端なB級フレンチ映画になってしまったが
遊び心満載な点は大いに評価できる作品である。
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