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センセイの鞄

noh********

5.0

淡い恋心を感じさせてくれる暖かい物語

主人公の月子(小泉今日子さん)は独身の37歳。 一人の時間をのんびり過ごすマイペースな女性。 行きつけの居酒屋で隣り合わせに座った初老の男性。 それは高校時代の国語の担任だった”センセイ”(柄本明さん)でした。 うち解けた二人は共に過ごす時間が増えていきます・・・。 最後にちょっと切ないシーンもありましたけど、見ていて楽しいと感じさせてくれる作品でした。 ゆったりとした時間の流れの中、だんだんと二人の距離が近くなっていく。 二人の関係が静かに、少しずつ変化していきます。 お互いの想い。激しくはないけど、ぬくもりのある恋。 人間関係の暖かさ、淡い恋心を思い出させてくれる作品でした。 印象に残ったセリフを紹介します。 私にとって心に響く言葉でした。 ・・・月子のセリフ(ナレーション)より。・・・ 今まで結構一人で生きてきて楽しいはずだったのに、どうしたことだろう。 本当に一人で楽しくなど生きてきたのだろうか。 楽しい 苦しい 甘い しょっぱい くすぐったい。  いったい私はどんなふうに生きてきたんだっけ。 別な意味での印象が残った事。 ちゃぶ台を挟んでセンセイが月子に悩みを打ち明けるシーンがあるのですが、 あまりにも内容がリアルで、2人の会話には笑ってしまいました。 (愛スレの世界でした....。)

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