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青の炎

青の炎

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sue********

4.0

ネタバレ思春期の青年が、孤独の中で犯す悲劇

非常に切ない話。 思春期は時として暴走する。 思春期は時として周りが見えなくなる。 主人公の二宮は、ただ家族を守りたかっただけなのに選んだ手段が「殺人」だった。 しかも、知人に見られて第二の殺人を犯してしまう。 教師に反抗する場面があったり、大人には不信感しかない様子だったが担当した刑事にはわずかだが心を開いた様子も見えた。 刑事のロードレーサーを購入した理由が「君(二宮)のことを知りたくなってね」 それを聞いて二宮が固まってしまったのは、こんな大人が周りにいたら、相談できてこんな事件は起きなかったんじゃないか?って思ったんじゃないだろうか。と個人的には思いたい。 ラストは、バッドエンドで切なかった。 ここでも、思春期だから安易に「死」という形で責任をとったんだろうか? 青の炎とは、今にも消えそうな人生のロウソクのように思えた。

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