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フォーン・ブース (2002)

PHONE BOOTH

監督
ジョエル・シューマカー
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3.65 / 評価:935件

解説

 マンハッタン、タイムズスクエア。自称一流のパブリシスト、スチュは、今日もアシスタントを従え、携帯電話からクライアントや業界に口八丁でビジネスをまとめ上げている。そんな彼はアシスタントと別れた後、1台の電話ボックスに立ち寄り、結婚指輪を外してクライアントの新進女優パメラに電話を掛けた。スチュは彼女をモノにしようとしていたが、上手くいかずに受話器を置く。その刹那、今使っていた公衆電話のベルが鳴り、思わず受話器を取ってしまうスチュ。すると電話の主は、“電話を切ったら殺す”と脅迫してきたのだった…。

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

(C)2003 TWENTIETH CENTURY FOX
(C)2003 TWENTIETH CENTURY FOX

「フォーン・ブース」─抜群のアイデアに、テンポのある演出

マンハッタンのど真ん中、ガラス張りの電話ボックスだけで展開する密室スリラーというアイデアが抜群だ。犯人の正体も目的も分からないうちに、凶悪な銃乱射犯と誤解され、SWATと脅迫犯の両方から銃口を突きつけられてしまう被害者はパニック状態。警察に、姿の見えない犯人の存在を知らせ、どうやってこの密室から抜け出すのか。ジョエル・シュマッカーのテンポのある演出で、前半はいい調子でサスペンスが盛り上がる。被害者スチュを演じるのはコリン・ファレル。旬の人はやっぱりいいねぇ。犯人との駆け引きの中で本音を剥きだしにされていく難しい役。しかも出ずっぱりなのに、カメラの追求にも堂々と耐えて見せるのだから、この人は本物だ。

ところが、中盤から、この設定のアラがいろいろ見えてきてしまう。例えばこの電話のある8番街は、相当交通量があるから、犯人が通りの向かい側にいる場合は、大きな車が壁になっちゃうとか。ボックスに空いた銃弾の穴を見れば、どちらの方角から撃たれたのか分かるハズってな具合。コリンの熱演にもかかわらず、もっと早く逃げ出せたという結論に達してしまった。あなたはどう見る? 犯人役の俳優の声は素敵だけど。(森山京子)

日比谷スカラ座1ほか全国東宝洋画系にて公開中

[eiga.com/11月26日]

映画.com(外部リンク)

2003年11月26日 更新

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