アニマトリックス

THE ANIMATRIX

90
アニマトリックス
3.3

/ 187

14%
26%
41%
14%
5%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(30件)


  • sss

    2.0

    マトリックスとは別物

    昔、観たようだが全く覚えていない。 マトリックスを期待していたがハズレであった。 /4.0(202203)

  • mar********

    4.0

    オムニバスで振り幅あるけど面白い

    一部はレボ前に見ておくともっと面白いかもと思いました。自分は3部観てからの鑑賞でしたが。本作の内容がなにか面白くなるというより、この作品の中のものが本編続編をみる中で昇華されていく気持ちになれるかもというか。 別作品かつアニメですが、カウボーイビバップ好きには何も言わずおすすめします。世界観があれこれ広げられるのもマトリックスの世界の土台の設定上あるところなので、本編未見でSFショートショートを楽しみたいという方にも気楽におすすめ。

  • hon********

    4.0

    80点

    全9編なので当たり外れがあるが全体としては面白かった。マトリックスをより深く理解出来た。満足。個人的にはworld recordが好き。

  • JUNJUN

    3.0

    感想

    マトリックスの世界を題材にした、9のオムニバスアニメーション。一つ一つ味があり、面白かったです。

  • tes********

    4.0

    a 見ずにリロ&レボ見ても支障は無いです。

    3.69点/30人/2003年   a 物語の深い映画というよりも、アニメとしての表現を楽しむ映像作品としての意味合いが強い短編集です。今見ても結構楽しめます。 監督兄弟は日本のアニメが好きで、マトリックスはそれを実写でやって大成功。 そのお返しに日本アニメの製作者にマトリックスブランドで短編を作ってもらって、世界にPRするチャンスをあげましょう。的なことだったのかな? その後、この作品をきっかけに日本のアニメ製作者が大成功したような話も聞かないので、残念です。

  • hea********

    3.0

    あんまりマトリックスと関係ない

    マトリックスシリーズの外伝的アニメーション作品で9作ものオムニバスです。 マチリックスの監督のウォシャウスキー兄弟が攻殻機動隊からインスパイアされたということから、日本人監督が多く関わっています。 オムニバスなので各話とも画風や世界観もまちまち。 2Dアニメと3Dアニメもある。 3Dアニメは大コケしたファイナルファンタジーの技術が使われているそうだが、さすがに12年も前の技術なのでCGが荒い。 最近CG版のキャプテン・ハーロックを見たのでCGの進化をまざまざと見せつけられます。 アメリカは映画の製作に大量の時間と金を使えるんだから、ディズニーやピクサーのような子供向けではなく本格的リアルSFCGアニメでも作ってほしいものだ。 まあリアルだったらアニメじゃなくて、実写で撮るんだろけどね。 これを見てマトリックスがより深く理解できるということは無さそう。 アート映画っぽく、エンターテイメント性は低い。 マトリックスのファンが、ネオやモーフィアスやトリニティー目的で見ると期待を裏切られます。

  • tos********

    3.0

    海外のクリエイターが良かった。

    「マトリックス」のスピンオフ。作風が全く違う短編アニメ9本のオムニバス。マシンを洗脳しようとする「マトリキュレーテッド」が良かったな。

  • a_h********

    3.0

    あくがつよい

    話として面白いのはルネッサンスなんとかと陸上選手のやつだろうか。 いちばん最初のフルCGのもまあ悪くなかった。 あとのやつは話おもしろくない。 さらにいちいちカッコ付け演出、もしくは不思議演出がつづくのできつい。 多くは絵柄のあくが強くてうけつけられない。 マトリックスはすきだけどこれはあんまり面白くない。 補完としてなら、ルネサンスなんとかとキッドの話だけ見ればいいんじゃなかろうか。

  • abu********

    3.0

    日本アニメにリスペクト

    マトリックス大好き、マトリックスファンて人は ぜひ一度見たらよろしいんじゃないでしょうか。 マトリックスの世界が多少説明されてて理解が深まります。 (よくわからん話もありましたが) 全エピソードが絵柄が違ってて見てて楽しい。 DVDの特典にあるアニメーションの文化は 一見の価値あります。御覧あれ。

  • oce********

    2.0

    しょせんはスピンオフ

    マトリックス」にまつわる9つのストーリーをアニメで制作したオムニバス作品。 それぞれ違いを見せるためなのか、9つ全て別々の監督が作ったため統一感がなく時間も短いので物足りない。 面白くなりそうな素材はある。 でも尻切れトンボというのか。もっと面白くなるはずだ。 個人的には8話目のハードボイルドな探偵ものが中々面白かったが、マトリックスと関係ないものがつながる方がより世界観は膨らむのかもしれない。

  • gab********

    5.0

    オリジナルの世界観に支えられた秀逸さ

      徹底的に、暗く、乾いている。 日本(が中心となって作った)のアニメーションとしては非常に稀である。 私はこの1点を以って高い評価を付けさせて頂きたく思う。 ウォシャウスキー兄弟の大ヒットシリーズ「マトリックス」の 世界観からインスパイアされた、9編モノのオムニバスアニメ作品である。 ただ、上記の評価ポイント「暗く、乾いている」は、 マトリックスがあったからこそ達成できたものであって、オリジナルなものではない。 これはマトリックスの世界観の秀逸さと日本人の器用さを表しているが、 同時に限界をも示しているということだ。 とは言え、日本の漫画やアニメがマトリックスとなり、さらにアニマトリックスとして 逆輸入された過程において、日本は新たな「視点」を手に入れたわけだ。 この新たなる「視点」と今までのスタイルが融合された、ブッ飛んだ作品が世に出たときこそ、 借り物の負い目は全て払拭され、新しい時代が始まるであろう。 9編もあるので全ての作品の感想は述べない。 はっきり言って玉石混交である。つまんね~、ってものも実は多い。 個人的には、過剰な残虐さと余りの救いの無さに、思わず薄ら寒くなるほどの 「セカンド・ルネッサンス」がやはり白眉の出来。 次点として、日常世界に異界が紛れ込む瞬間を、お化け屋敷を舞台として表現した「ビヨンド」 が秀逸であると思われる。 ナベシン(渡辺信一郎)の「キッズ・ストーリー」はさすがにやり過ぎ。 ホントに自殺者が出ても知らないゾ。 その他の作品にも、映像的には見るべきものは多々ある。 まあ映画として観るならば2または3点くらいのものなんだが、 最初に述べたように、他では得難いポイントがあるのが惜しいので、満点です。  

  • nyb********

    5.0

    STUDIO 4℃ がやらかした!

    それなりに実績のある 日本のアニメクリエイター(例外あり)が集った 『マトリックス』の外伝的作品の短編集。 全部で9作。 『ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス』 監督:アンディー・ジョーンズ アメリカ人らしくフルCG。 ゲームファンとしては思わず見とれてしまいました。 正直このレベルの映像を2002年に製作したのは凄いと思う。 今のPS3のゲームのPVやらと比較してみてください。 全然負けていないし、(日本のゲームは論外) むしろ部分的にはほとんどの作品よりも上かも。 因みに、 現在『マトリックス』のゲームは複数存在しています。 けれど、PS3に関しては一作もありません。 早急に作りなさい、絶対売れるから。 ただし、『マトリックス』でFPSはやめてね。 ストーリーに関しては短編だから野暮なことは言わない。 『セカンド・ルネッサンス パート1・パート2』 監督:前田真宏 製作:STUDIO 4℃ 唯一映像的につまらない作品。 ただ、ストーリー的には引き込まれる。 『マトリックス』に至るまでの物語。 そら機械も怒るわw エネルギーの原理を無視してるとか野暮な突っ込みはやめましょう。 ちなみに、来年2月はSTUDIO 4℃製作の 『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』が公開されます。 楽しみ楽しみ♪ 僕の中でSTUDIO 4℃といえば『キャサリン』が印象的ですね。 おそらく業界初の浮気パズルゲームのアニメパートなのですが、 作中の女性に問い詰められるシーンの演出が怖い怖いw 『キッズ・ストーリー』 監督:渡辺信一郎(カウボーイビパップ) 製作:STUDIO 4℃ これ、ベスト3には確実に入る。 自力でこの世界が"偽者"であることに気付いた少年が、 エージェントスミスの皆さんに追いかけられる作品なのですが、 逃亡シーンの迫力が凄いなんてもんじゃない! これは拍手物の作画! 『プログラム』 監督:川尻善昭(獣兵衛忍風帖) 製作:マッドハウス マッドハウスといえば、 『デスノート』 『サマーウォーズ』 『時をかける少女』 『とある飛空士への追憶』なんかが一般的に有名。(クオリティは別として) 個人的には 『ブラックラグーン』 『パプリカ』 『パーフェクトブルー』 『四畳半神話大系』...etc なんかが好きだけど。 まあ、それはともかく本編。 映像的には面白い。 それでそれだけだけど、 短編集というのは基本それだけでいい。 ただ、『キッズストーリー』のような興奮は無かった。 『ビヨンド』 監督:森本晃司 製作:STUDIO 4℃ マトリックス世界におけるバグを題材にした作品。 正直、滅茶苦茶面白かった。 ストーリーなんてどうでもいい。 映像表現がとにかく素晴らしい! 演出も良かった。 思わずうっとりとしてしまいます。 『ディテクティブ・ストーリー』 監督:渡辺信一郎(カウボーイビパップ) 製作:STUDIO 4℃ これが一番面白い。 探偵が匿名の依頼から トリニティを捜すというハードボイルド物。 モノクロ調の映像が良かった。 渡辺監督らしい作品だなと思います。 脚本も素晴らしい! 短い時間の中で起承転結がしっかりしている。 これを題材に一本の映画を作れそう。 こんなにゾクゾクしたのは久しぶり。 キャリーアンモスも出演しています。 『マトリキュレーテッド』 監督:ピーター・チョン 製作:DNA DNAってどこだよ。 そしてピーター・チョンて誰だよ。 アメリカのセル画アニメを見てる気分。 というか、アメリカのアニメ監督なのね。 一番つまらなかった。 脚本は良かったよ。 まあ、総合的には文句なし!

  • kon********

    5.0

    アニマトリックス

    オムニバス形式でしたが、本編よりおもしろかったです。

  • どーもキューブ

    4.0

    マトリックス、アニメリミックス

    2003年、製作、脚本、監督アンディ、ラリーウォシャウスキー兄弟。  映画監督の中で二人でディレクションする監督達。 本作の監督ウォシャウスキー兄弟。 女性が女性を愛したら強盗に共犯しちゃった、初期の傑作「バウンド」 SF一大サーガを作り出した「マトリックス」シリーズ このマトリックスシリーズで一財産をきづいたウォシャウスキー兄弟は、兄は、性転換して姉になりました。 そんなウォシャウスキー兄弟のアニメ。もともと漫画、コミックフリークでコミック作家でもあったウォシャウスキー兄弟。 日本のアニメーションをこよなく愛する二人。 でマトリックスをやっちゃおうという「アニマトリクス」 アニメーションワーナーのマトリックスボックスから棚から一掴み鑑賞しました。 アニメーションで繋ぐ、マトリックス短編。なかなかありません、こういう儲けてスピンオフ。儲けて続編は、沢山ありますよね。 贅沢な感謝祭短編で鑑賞終了後、監督の経歴、 今をみんな検索しちゃいました。 我々が作った世界観をリミックスしてくれといわんばかりの豪華アニメリミキサーによるアニメリミックス作品。 それでは一言感想 「ファイナル・フライト・・オブ・ザ・オシリス」 脚本ラリー、アンディーウォシャウスキー。 監督アンディージョーンズ。 日本ゲーム界の珍事件として 捉えた映画版というかオールCG版「ファイナルファンタジー」の製作チームで作った、CGマトリックス作品。 稽古シーンの女性が妙にセクシーでありました。世界観も一番マトリックスシリーズに準じたアニメ世界でした。 「セカンド・ルネッサンスパート1、2」 制作スタジオ4℃。 脚本ラリー、アンディウォシャウスキー。 監督前田真宏。前田監督今や、「エヴァンゲリオンQ」の監督さんでした。ウォシャウスキー監督は、メイキングより推察するに「青の六号」をみていたのかな? 本作が私、一番個人的に好きでした。 マトリックスの成り立ちみたいなもんをヒストリカルに曼陀羅感に捉えた物語絵巻のようで、 素晴らしい構成に圧倒された作品でしたね。曼陀羅の女性ブッダが良かったです。 「キッズ・ストーリー」 制作スタジオ4℃ 脚本ラリー、アンディウォシャウスキー。 監督渡辺信一郎、今や渡辺監督「坂道のアポロン」古くは、「カーボーイビバップ」の監督さんです。 はじめ本作アメコミみたいなタッチだったんで絶対アメリカ人が作ったんだろうと思ったら違いました。劇画タッチのような線の雑で荒いスケボーシーンが良かったです。短編に相応しい輪廻感もグット! 「プログラム」 制作マッドハウス。 脚本監督川尻善昭、川尻監督は、日本版ウルヴァリン、ハイランダーなど監督されてます。 マトリックスとは全く異質な和風戦国マトリックスで画像が綺麗でしたね。花札のようなイメージがありますね。 監督の渡辺さんが「妖獣都市」や私も見た記憶がある隠れた傑作「火の鳥宇宙編」の方でした。あと寺沢先生の「ゴクウ」等々。 しかし、こういう作品を知ってたウォシャウスキー兄弟がすげぇなぁ。ほんきっ!好きなんね!日本アニメ 「ワールドレコード」 制作マッドハウス 脚本監督小池健。 なんか見たことあるなぁと思ったら、「パーティーセブン」の冒頭アニメ。「レッドライン」の監督さんでしたね。 マトリックスとは、全く違った、陸上マトリックス。 「ビヨンド」 制作スタジオ4℃ 脚本監督森本晃司、おそらく大友克弘先生組の森本監督、最新作は、私も見たい「ショートピース」の監督を担ってました。 こちらも全く違った日本の空き地マトリックス魔術倶楽部物語。こちらも個性的で良かったですね!日本の路地風景が良かった。 「ディテクティブストーリー」制作スタジオ4℃ 監督渡辺信一郎 こちらは白黒アニメ風探偵物語という感じ。 「マトリキュレーテッド」脚本監督ピーターチョン。ラストのこちらもぶっ飛んだ抽象的な男女偶像マトリックスで面白かったです。 さて ウォシャウスキー兄弟発注の 豪華スピンオフ アニマトリックス ウォシャウスキー発注、マトリクスアニメ感謝祭 マトリックスファン アニメーションファンはぜひどうぞ!

  • kak********

    3.0

    9つの短編で”マトリックス”の世界を覗く

    キアヌ・リーヴス主演で大ヒットした「マトリックス」3部作の 番外編ともいうべき作品で9つの短編が全てアニメで作られている。 各タイトルは、 1 ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス 2 セカンド・ルネッサンス パート1 3 セカンド・ルネッサンス パート2 4 キッズ・ストーリー 5 プログラム 6 ワールド・レコード 7 ビヨンド 8 ディテクティブ・ストーリー 9 マトリキュレーテッド 特に1のオシリス号のエピソードが「マトリックス リローデッド」 へ繋がっている為、「マトリックス」シリーズの『1.5』と位置 付ける人もいる。 物語は、「スターウォーズ」がエピソード?から始まったのに似ていて 「マトリック」3部作でネオが覚醒する以前を理解するのに役立つ。 主なポイントは、 1 ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス  オシリス号内でサディアス艦長とジュエの訓練シーンがセクシー。  しかし、センティネル(マシンの兵士)に追われて偶然重大な情報を  得た為、仲間に必死に知らせねばならない使命を負う。 2 セカンド・ルネッサンス パート1  人類とマシンの歴史を学ぶ章。ヒトありきの世界から自分に似せた  マシンを作った初期の時代は従順なマシンが人間に仕えていた。  しかし、B1-66ERがマシンの権利を主張したため、マシンは  『01』を作り次第に発展していく。 3 セカンド・ルネッサンス パート2  人類がマシンの国『01』の抹殺を企てた事からマシンの反撃が  始まる。それを制圧する為、動力源である”光り”を奪う作戦に  出るのだが、それが後の大惨劇の口火となる。 上記3話は、「マトリックス」シリーズの背景であり、補足的な 役割を果たしている。シリーズの1と2の間を結ぶオシリス号の 話が入っているので「マトリックス」を観た後「マトリックス リローデッド」の前に観るのがベストかもしれない。 以下は参考になる話、 4 キッズ・ストーリー  キッズの物語。 5 プログラム  デュオとシズの物語。 6 ワールド・レコード  ダンの物語。 7 ビヨンド  ユキ(猫)が迷い込んだ”お化け屋敷”の正体は? 8 ディテクティブ・ストーリー  探偵アッシュの物語。私立探偵フィリップ・マーローのイメージ  でモノクロ調に作られていて、トリニティも登場する。 9 マトリキュレーテッド  小さな反乱グループの物語。 尚、製作には日本の有名なアニメ作家が多数参加しているが、 Жム~びぃ~コンボЖ姉 さんのレビューが分かり易く説明されて いるので参考になる。 全体としては、「マトリックス」3部作に劣らない格調の高さを 感じる出来だが、物語の奥が深いので「スターウォーズ」同様 前半の部分を映画化しても面白かったのではないかと思う。

  • mov********

    4.0

    ネタバレ目の保養にいい♪マトリックスの亜流アニメ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ech********

    3.0

    隙間商法。

    『マトリックス』と、『マトリックス・レヴォリューションズ』の 繋ぎ的な役割を果たした作品。 ザイオンへの危機を予兆したのプロローグ的内容の一作品が この作品の最大の“売り”となっている。 あとはマットリックス・ビギニング的な作品、 日本版・マトリックス的な作品、 CG技術自慢的な作品、 なにがしたいのか良くわからん作品、 などが収められた、 マトリックスに関するアニメ・オムニバス作品となっている。 マトリックスファンの足元を見た なんと、わかりやすい便乗商法だろうか・・・ だが、そんな風に便乗商法とはわかってはいても、 いざ乗っかってみると、案外楽しいものである(苦笑) 別に私はアニヲタというわけではないので、 アニメーションに関する、技術面での詳しい評価はできないのだが この作品は単純に面白かった。 ひとえにアニメと言っても、いろんな表現の仕方があるのだなぁ~ と、溜息をつくばかり(笑) アニメの世界もなかなか深いものだなぁ~ と、感じた次第でした。

  • ibu********

    4.0

    マトリックスの世界を視点の違う9本で表現

    マトリックスのアニメ版で、全部違う監督が手掛けた9本のショート・アニメで構成された作品。 それぞれの作品が、違う視点でマトリックスの世界を扱ってるんだけど、特筆すべきは、マトリックスがどういう経過であの世界になったかを2本目と3本目で語ってること。 まあ、マトリックスの本編でもある程度語られてるけど、予想したのとは少し違う展開だったんで、ちょっと興味深かった。 他は、マトリックスの延長線上の人間とマシンのバトルとか、コンピュータによる仮想世界の一般住人を主役にして、この世界だったら起こりそうなことの話とかで、全般的になかなかに面白い。 ・・・けど、マトリックスの1作目を上回るものではないね。 それと、アクの強い画風のアニメが多かったんで、人によってはそこがちょっとしんどいかも。 マトリックスが好きな人なら、見て損はない作品ではあるね。

  • nya********

    5.0

    ロボット観の違い

    今さらのレビューなので、内容そのものに関する感想とは別のこと。(参考には一切なりません・笑) ハリウッドが作ってきたロボット映画には、「人間社会に対する機械の反乱」がテーマになっている映画が実に多い。 ウエストワールド、2001年宇宙の旅(ロボットではないけど)、ブレードランナー、ターミネーター、マトリックス、アイ・ロボット等々、そのどれもが、機械に対する潜在的な恐怖が物語の骨格になっている。 キリスト教信奉が特に強いアメリカの特徴なのだろうが、もともと神の姿に似せて作られた人間が、人間の形をした人工物を作ることへの罪悪感があるのかもしれない。 また、禁断の果実を口にしたアダムとイブや、神の世界に届くと信じたバベルの塔、創造主の子イエス・キリストを十字架にかけたエピソードの影響からか、知性ある存在は、必ず自らの主に反抗すると思い込んでいる節も覗える。 アニマトリックスの第2話・第3話の「セカンド・ルネッサンス」は、特にその印象が強い物語で、人類の奴隷として働いてきた一体のロボットの人間殺しが、後の人類対機械の戦いへと発展し、人類の文明が崩壊していく様が描かれている。(かなりグロいね) 対して、日本人が抱く知性を持ったロボットのイメージと言えば、ほぼ鉄腕アトムとドラえもんに集約されると言って良いだろう。 鉄腕アトムの世界は、戦後間もない1950年代のSFでありながら、先に挙げたハリウッド映画のどれもが到達していない「ロボットの人権」が成立した社会であり、アシモフのロボット三原則に支えられた社会以上に洗練された共存共栄の社会である。 人間とロボットの主従関係こそあるものの、ロボットは人間の良き友人であり、人間と同等の尊厳を有する自由な存在だ。 更にドラえもんに到っては従属関係すら薄れ、子供の教育係を担う存在にまで発展している。いたずらを仕掛け合い、ケンカをし、説教までする。そんなロボットが、国民的キャラクターとして日本中の人々から愛され、いつか本当に登場する日を待たれているのだ。 現実の世界でも、ホンダの二足歩行ロボットのデザインは、性能が上がる度に愛着の度合いを増し、ASIMOとおしゃべりをする日を夢見ることはあっても、奴隷や反乱という印象を抱く日本人はいないだろう。 ところが、アメリカ人は、そのASIMOにさえ危険な未来を見る。 アメリカで行われたASIMOのパフォーマンスで、観客がターミネーターのテーマ曲を口ずさむ映像を見たとき、あのデザインに殺人マシーンをダブらせるのかと正直驚かされた。この感覚の違いは実に興味深い。 普段、あまり日本人生まれて良かったと思うことは無いけど、この感覚の違いを考えるときだけは、本当に日本に生まれて良かったと思う今日この頃。いやホントに。

  • ひゅう助

    3.0

    ジャパニメーションの紹介(日本人含まず)

    マトリックス世界をより深く知るための、9つのサイドストーリー。時間軸としては、「マトリックス」と「リローデッド」の間なので、間に挟んで鑑賞するとよい・・・・というは建前でした。 実際にはこの連作アニメーションは「ジャパニメーションを世界に教えるためだけ」が目的のもの。ゆえに日本人が見ても全く面白くない。 それはなぜかというと、「アニメは子供の見るもの」という認識のアメリカ人と違い、日本人は「アニメを映画」として認識し、子供のころからアニメに慣れ親しんできたから。 それを今更見せられても「もうわかったから(イラッ)」となる。 しかも、オリジナルストーリーならまだしも、9作すべてが「マトリックス」関連。おかげで、俺のイライラも最高潮になりました。 さらに言いたいことがある。それは9連作が「後に行けばいくほど重箱の隅をつついている」ことだ。どうでもいいよ、という話が後に行くほどある。もう、プッツンするよ(怒)? そういうわけで、物語(ストーリー)という点ではこれほどつまらんものはない。映像面で健闘はしたが(特に1~4話あたり)、見る者の意識をラストまでつなぎとめる程ではなかった。 完全に日本人向けではないです。それ以外。なんだそりゃ(笑)。 ・・・フーッ。ここは「日本人」という垣根は取り払って、公平に判断しよう。 やはり尻すぼみ感は否めない連作ストーリー。しかしそれぞれの監督の(映像面での)個性は良く出ていて、楽しめた。何より、マトリックスの世界観を各々の監督が表現するという、実験的な作品は評価に値すると思う。 総合的にみて、☆は3つで。 あ、ちなみにけっこうグロイ描写もあるので、そこんとこ注意しといて。

1 ページ/2 ページ中