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家宝

家宝

O PRINCIPIO DA INCERTEZA/THE UNCERTAINTY PRINCIPLE

132

bon********

4.0

賛・百歳。「家宝」というより「国宝」か!

オリヴェイラ監督100歳おめでとうゴザイマス。 12月生まれ?だそうで、まだ早いですが、すごいです。 芸術家は長命な印象があるのですが、 オリヴェイラ監督もまったく素晴らしい映像芸術家です。 この映画でもとりわけ魅力的だったのは、 美しく、端正で、輝かしい映像でした。 中でも美しかったのは、ポルトガルの田園というか 渓谷というか、風景のシーン。 遠景で撮られた渓谷は絵画のようでした。 F・オゾン監督の「まぼろし」の冒頭のシーン(それも素晴らしい)を ちょっと連想しましたが。 こちらはポルトガルの陽光に満ちていました。 はじまりのシーンの、協会?と人の出入りの長い撮りきりシーンも 何かが起こりそうで、静かなのにワクワクしてくるような感じでした。 今年の年明けに見た「夜顔」同様、 寄ったり引いたりあおったりしない まったく据え置きで撮っている感じの、 しかも長いカットがなんともいいです。 人間や風景を客観しているような、オリヴェイラ監督ならではの視線です。 ストーリーや会話も警句というか、諧謔がこめられたた感じで よく寝られた、ある意味文学的な印象です。 そしてとてもヨーロッパ的。 この作品はストーリー的には、実は 個人的にはなかなか入り込めませんでしたが、、。 まあ、そんなことはよくて。 100歳にしていまだ年1本ペースで 素晴らしい映画を作り続けてくれている オリヴェイラ監督。ポルトガルの宝というか、 世界の宝だと思います。まだまだがんばってほしいものです! 最後に、オリヴェイラ特集を上映してくれた 映画館(プラネット+?)さんありがとうです。 場所と設備と、妙にお仲間な感じのお客様は 少しいまいち感あったのですが ともかく感謝です。 今度、A・エゴヤン特集とかやって下されれば最高です。 とか、勝手なこと書いて、以上です。

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