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NARC ナーク (2002)

NARC

監督
ジョー・カーナハン
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3.58 / 評価:137件

ジェイソン・パトリックとレイ・リオッタ!

  • hoshi595 さん
  • 2019年1月5日 4時49分
  • 閲覧数 1648
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

題名に使われているNARKは、麻薬捜査官、麻薬たれ込み屋、嫌な奴などの意味を持つスラングで、本作品の内容を短く表わしている。

物語は、停職中の麻薬捜査官が現場に復帰して、ある未解決の事件を担当することになるのだが、真相に迫るに従って驚愕の事実が明らかになってくる。

本作品の見所は、何と言っても主演二人の見事な演技に尽きる。

ジェイソン・パトリックはキアヌ・リーブス主演の「スピード」の続編である「スピード2」でサンドラ・ブロックと共演している。好評だった「スピード」の続編なのに主役の交代とあって誰もが危惧したに違いないが、出来上がってみれば見応えのある作品に仕上がっていた。その時から実力がある役者だと感じていたが、ここでも遺憾なく実力を示している。

レイ・リオッタも、クライム・サスペンスに多く出演していて、怪演ぶりばかり目立っているが「フィールド・オブ・ドリーム」で実在のプロ野球選手シューレス・ジョー・ジャクソンを演じたのを観たとき、それまでの認識の甘さを気付かされた。本作品では、登場したとたん今までの映画では見られない演技に圧倒される。特に声の出し方が全く違っていて、やはり名優だったと確信するに至った。

監督は、TVドラマ「ブラックリスト」数話を手掛けた事でも知られるジョー・カーナハン。スピーディで緊迫感溢れる作品なのもうなずける。本作品では脚本も兼ねている。しかし、裏話を聞くとそれだけでは終わらない。当初はハリウッドの大手傘下ではなくインディペンデント映画(自主制作映画)であったらしい。その為予算も限られていて完成も危ぶまれるほど苦労があったようだ。

それを支えたのはこの映画に携わった全ての人であり、ただただ良い作品を作るために低賃金にも耐えたようだ。現にレイ・リオッタ自身も制作を兼務し、当時の配偶者であったミシェル・グレイスも制作に名を連ねている。また制作総指揮にはトム・クルーズ他10人の名前が並んでいて、大手の作品とは異なる様相が見えてくる。ところが、完成した作品をパラマウントが買い上げてくれたのだからいかに内容が伴っているか分かるというものだ。

共演では、TVシリーズ「HAWAI FIVE-O」のルー役でレギュラー出演しているシャイ・マクブライドが出演しているが、低予算のためか有名な俳優は少ない。

自主制作映画と言うことで、誰からも束縛されないで自由に出来た事が成功の一因とされているが、それより全員の映画に対する情熱がもたらしたものに違いない。

映画の奥の深さが肌で感じられ、他のクライム・サスペンスと比較しても、決して引けを取らない作品に仕上がっている。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 絶望的
  • 切ない
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