あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(15件)
- おおぶね
4.0点
昔は日本で花粉症というものはなかった。 花粉症だという友人が増えるごとにキザな奴、としか思わなかった。 でも、今では僕も怖くて春は外出が少なくなった。 花粉症を昔は英語でhay feverといった。「枯れ草熱」だ。 『七年目の浮気』にも出てくる。 この映画では狂人が来たのは「草原病」と訳され、「孤独に取り憑かれる病よ」と説明される。 ピアノが運ばれるシーンがいい。「パイアノー」と発音される。 昔、父親のウィルはカイオワ族との戦いの後、彼らから赤ん坊を盗んだ。後にカイオワ族がケルシーの息子アーロンを捕らえた時、ケルシーはレイチェルを返して息子をとり戻すようウィルに頼んだ。ウィルは断り、息子は殺された。ケルシーはザカリー家を呪い、一家を追って復讐し続けて来たのだ。ベンが知るところによれば、カイオワ族に殺された開拓夫婦の赤ん坊がレイチェルだという。ケルシーは絞首刑にされる。 狂人の言葉を信じたゼブは一家と絶縁し、一家は孤立無援で引き揚げる。母にカイオワの絵文字の真偽を確かめ、本当のことを知るとキャッシュは家を出る。 その夜、カイオワ族は攻めてきた。一家のためにインディアン村に行こうとするレイチェルを、ベンの手が温く止める。ベンの愛の深さを知ったレイチェルは一家と共に戦う決意をした。カイオワ族は撃退された。絶対絶命を感じたベンがレイチェルにウィチタでの結婚式の話をする。が、母は死んでいた。 レイチェルが妹だと主張する首領のロスト・バードが再び迫ってきた時、レイチェルは夢中で銃を撃ち、「妹」と叫んでバードは死ぬ。厭まわしい過去と縁を切ったザカリー一家は再び団結を得る。家を離れたキャッシュも戦っていたのだった。 どうして「許されざる者」なのだろう。 「許し合う者」になれないのだろうか? トレランスはイントレランスに勝てないのだろうか? ということで、トランプ大統領の時代にふさわしい映画であった。 レイチェルにはむごい映画ではあった。 オードリーにとっても、事故が原因で二度目の流産を経験するというむごさであった。
- aki********
4.0点
昨日久々に観賞。 大御所Jヒューストンの西部劇。 思うにこの監督、男臭さ全開の作品なら本領を発揮するのですが、以外の要素が混じると(例えば女性とか)、どうも今一歩と感じます。 この作品にしてもインディアンの扱いとか、その血をひく妹との兄弟愛、あるいは異性愛の描き方に深みがない、結果として主題がぼやけている、結末が???と感じてしまう。 以上が映画に対する所感です。 がしかーし、オードリーは美しい!天使の輝きだ。彼女に比肩する銀幕のstarはもうでてこないのだろうか? ちと寂しい。
- oce********
2.0点
西部劇の割に銃撃戦もなく、焦点は妹がインディアン出身という隠れた点。 これが露骨なほどインディアン差別に繋がるわけだが、日本人としてはなぜ家族が受け入れないのか理解に苦しむ。 この部分の説明を知っている呈で進むから、見てるこちらとしては困惑してしまう。 監督のジョン・ヒューストンもどの人物も現実離れしていると述べるのだから、やはり物語としては微妙である。 オードリー・ヘプバーンを起用しているからなのか、終盤なぜか妹から女への転換というのもいきなりすぎる。 オードリーに西部劇というジャンルは不釣り合いであることが証明された。
- gag********
3.0点
西部劇はそんなに好んで観る方ではないジャンルだけど、ヘプバーンが出演している事もあってか、わりとストーリーに惹きつけられ楽しめたかな。 事の元凶の老人を追いかける際に馬から馬に乗り移るテクニックはわりと地味だけど凄かったなあ ラストはちょっと後味が悪いなあ… ヘプバーンの色黒は新鮮で良かったけれど、インディアンにはとてもみえなかった(笑)
- じぇろにも
3.0点
ネタバレキャトルドライブ
このレビューにはネタバレが含まれています。
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