ここから本文です

許されざる者 (1959)

THE UNFORGIVEN

監督
ジョン・ヒューストン
  • みたいムービー 18
  • みたログ 232

3.38 / 評価:48件

むごい選択

  • kinchan3 さん
  • 2016年11月30日 15時06分
  • 閲覧数 685
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 昔は日本で花粉症というものはなかった。
 花粉症だという友人が増えるごとにキザな奴、としか思わなかった。
 でも、今では僕も怖くて春は外出が少なくなった。

 花粉症を昔は英語でhay feverといった。「枯れ草熱」だ。
 『七年目の浮気』にも出てくる。
 この映画では狂人が来たのは「草原病」と訳され、「孤独に取り憑かれる病よ」と説明される。

 ピアノが運ばれるシーンがいい。「パイアノー」と発音される。

 昔、父親のウィルはカイオワ族との戦いの後、彼らから赤ん坊を盗んだ。後にカイオワ族がケルシーの息子アーロンを捕らえた時、ケルシーはレイチェルを返して息子をとり戻すようウィルに頼んだ。ウィルは断り、息子は殺された。ケルシーはザカリー家を呪い、一家を追って復讐し続けて来たのだ。ベンが知るところによれば、カイオワ族に殺された開拓夫婦の赤ん坊がレイチェルだという。ケルシーは絞首刑にされる。
 狂人の言葉を信じたゼブは一家と絶縁し、一家は孤立無援で引き揚げる。母にカイオワの絵文字の真偽を確かめ、本当のことを知るとキャッシュは家を出る。
 その夜、カイオワ族は攻めてきた。一家のためにインディアン村に行こうとするレイチェルを、ベンの手が温く止める。ベンの愛の深さを知ったレイチェルは一家と共に戦う決意をした。カイオワ族は撃退された。絶対絶命を感じたベンがレイチェルにウィチタでの結婚式の話をする。が、母は死んでいた。
 レイチェルが妹だと主張する首領のロスト・バードが再び迫ってきた時、レイチェルは夢中で銃を撃ち、「妹」と叫んでバードは死ぬ。厭まわしい過去と縁を切ったザカリー一家は再び団結を得る。家を離れたキャッシュも戦っていたのだった。

 どうして「許されざる者」なのだろう。
 「許し合う者」になれないのだろうか?
 トレランスはイントレランスに勝てないのだろうか?

 ということで、トランプ大統領の時代にふさわしい映画であった。
 レイチェルにはむごい映画ではあった。
 オードリーにとっても、事故が原因で二度目の流産を経験するというむごさであった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • スペクタクル
  • ロマンチック
  • 勇敢
  • 知的
  • 切ない
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ