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許されざる者 (1992)

UNFORGIVEN

監督
クリント・イーストウッド
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4.02 / 評価:1121件

善玉対悪玉ではない

  • KSHue さん
  • 2020年5月25日 12時08分
  • 閲覧数 978
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

伝統的な西部劇の善玉悪玉がはっきりしたヒロイズムの世界とは全く違う、画期的な脚本。90年代に敢えて西部劇を作った理由がそこにあるのかもしれない。

日本で言えば時代劇、やはり成敗仕るの世界が多い。切って切って切りまくる。西部劇では従来撃って撃って撃ちまくる。

本作では年老いて引き金を引けなくなるヒットマン、逆に10年以上ブランクを超え蘇る無敵のヒットマン、初めて人を殺し足を洗う若きヒットマン、三者三様に人を殺める後味を表現している。それぞれに引き金の重さを表現する。

そして対峙するのがジーンハックマン演じる保安官。傍若無人、権威的、暴力的ではあるが事実として街の治安は維持している。

イーストウッド演じる伝説のヒットマン、自分こそが正義であると自負する保安官、最後は伝統的な西部劇のような乱射、惨劇。

瀕死の保安官に「お前こそが本当の悪党だ」と言い放つのだが「あの世で待つぞ」という保安官にうなづく主人公。結局彼も自分も大概な悪だとわかっている、という話。

微妙な後味、登場人物の誰に共感するでもできないのだ。後々のイーストウッドの映画との共通点かもしれない。例えば「アメリカン・スナイパー」の様にどこか客観的なのです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
  • 切ない
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