ここから本文です

座頭市 (2003)

監督
北野武
  • みたいムービー 113
  • みたログ 4,095

3.77 / 評価:799件

時代劇にタップ・ダンスとはとても斬新

  • bat***** さん
  • 2018年2月15日 23時39分
  • 閲覧数 1215
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ビートたけし演じる、座頭市が寡黙なのがいい。たけし自体に存在感がありすぎるので、言葉が余分に思えるのだ。殺陣のスピード感も抜群。斬る前に死んでいるのはでは?と笑ってしまう。

浅野忠信さんが演じる、源之助との対決シーンでは、一瞬の間合いが生きていたと思います。とにかく、この映画では登場人物の情熱(殺気?)によって飛んだり、はねたりするからラストまで飽きることがないです。

過剰な演出というよりも、その人物が現場にいるだけで既に絵になっているのだと思います。芸人は使いようによっては毒にも花にもなるが、ガダルカナル・タカのギャグが面白い!やはり笑いは必須アイテムなのです。

「座頭市(2003)」の見どころは、ラストのタップ・ダンスシーン。時代劇にタップ・ダンス!という組み合わせはとても斬新。ミュージカル・シーンが欠かせないインド映画に感じが似ているから、日本人に受け入れられたのだろうか?

今は抵抗なく、ミュージカル・シーンを楽しむ事ができるが、昔は敬遠していた人も多い。ミュージカル・シーンの抵抗感を無くしてくれた画期的な作品だと評価したいです。

温故知新という言葉がありますが、古い作品から学び、新しい作品を作ることに監督・北野武は優れていると思います。勝新太郎さんの演じた、「座頭市」をリメイクした本作は、斬新で奇抜な殺し屋の物語です。盲目なのは嘘だよん、といい意味で観る者も斬られる者も欺いてみせるシーンが好きです。

それは、障碍者に対してかわいそうだと決めつける視点に、俺らは自由だぜ!と笑ってみせていることにほかならない。随所に表現されている、クスッと笑える要素が北野武作品の1番の魅力だと思います。迫力ある殺陣のシーンの連続、合間に入るギャグ、そしてラストを彩る出演者全員によるタップ・ダンスシーン。

計算された演出ではあるけど、その流れに乗ることが楽しい。何度観ても、非常に楽しめる作品です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • 不気味
  • 恐怖
  • 勇敢
  • 知的
  • 切ない
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ