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ナイン・ソウルズ (2003)

9SOULS

監督
豊田利晃
  • みたいムービー 96
  • みたログ 635

3.47 / 評価:124件

名優さんたちの無駄遣い

  • cyborg_she_loves_me さん
  • 2018年12月30日 12時09分
  • 閲覧数 260
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 「あらすじ」のたぐいを見た時には何の興味ももたなかったんですが、キャスト一覧を見たら、端っこの方に、松たか子さんの名前があるのに気がついて、で、まあ、ファンとしては見ておきたいなという、ただそれだけの理由で見た映画です。

  後ろの方でほんの2~3分しか出てなかったし、ウェディングドレス姿は美しかったですが、台詞を二言ぐらい喋っただけで画面から消えちゃったので、私としては欲求不満だったですけど。

 しかしまあ以上は、映画の出来とは無関係な話なので、私が☆2つしかつけなかったのは、べつにそれが理由じゃありません。
 動機はどうあれ見る以上は隅々まで集中して見ましたが、ぜんぜん面白くなかったです。

 松たか子さんに限らず、國村隼さんとか、井上順さんとか、北村一輝さんとか、すごい俳優さんたちをドカドカと惜しげもなく投入していますけど、中心の9人以外はすべてチョイ役で、画面には2~3分映るだけ。
 なんとまあもったいない、と思いましたよ。この人たちの演技力を全部ドブに捨てて、比較的地味な9人だけで映画を構成するなんて。
 ま、そういうチョイ役だからこそ出てくれたのかもしれませんけど。

 重罪を犯して収監された9人が、脱獄して自由の身になったのも束の間、結局は自分の過去や本性を変えることはできず、再び監獄に逆戻りしたり、殺されたり、再び罪を犯したりすることしかできなかった。
 そういうストーリーに、人間の真実のある一面を描いたものとして高い評価を与える人もいらっしゃるようですが。

 そういうものを描写したものにしては、この映画は、ふざけすぎというか、コメディに流れすぎだと思います。
 こんなに何もかもふざけて演じられる物語を、私は人間の真実を描いた物語とは感じられません。
 しかも、至るところに仕込まれている笑いのネタが、全然面白くない。コメディと割り切って見たとしても、これはまず最低レベルの作品です。

 要するに、人間物語としても、コメディとしても、いいところは何もない。出てる俳優さんたちの演技も、全体に面白半分にやってるという感じで、見るべきところは何もない。音楽の貧相さに至っては耳を覆いたくなるぐらい。何ですかこのギターの同じコードを延々と鳴らし続けるだけのBGM。

 というわけで、映画そのものとしては☆1つにしか値しませんが、数々の名優さんたちの若き日のハツラツとした姿がこうやって残ってるのは嬉しかったので、☆2つにしました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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