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セクレタリー (2002)

SECRETARY

監督
スティーヴン・シャインバーグ
  • みたいムービー 68
  • みたログ 376

3.44 / 評価:93件

男性に服従できる女性、います?

  • 一発太郎 さん
  • 2011年9月24日 16時45分
  • 閲覧数 1355
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

“SM”という倒錯した性的嗜好をピュアなロマンスとして見せる、
う~ん、これはなんとも斬新で素晴らしい作品でしたね~♪
男性が観ても、女性が観ても楽しめると思います!

マギー・ギレンホール演じる主人公は自傷癖のある内向的な女性。
作品の中でも出てきましたが、自傷癖ってのは奥深いものなんですね。
自分の体を傷つけて“痛み”を感じる。これが生きている証。
そして、だんだんと傷が癒える様子を見る。これも生きている証。
なんとなく分かる気はします。痛いのは嫌だけど、分かる気がする。

官能的なシチュエーションで自分に付けられた傷の痛みが
とてつもなく快感に思えたりしたこともありましたからね。
SEXに溺れていた頃は何回もし過ぎてちんちんが痛くなったりもした。
最近では、そんな官能的な痛みを感じることもなくなり平穏・平凡だ。。。


主人公は、その複雑な家庭環境の影響からか10代前半から
自傷行為を初めて、そのキャリアは10年以上のベテランである。
そんな彼女を社会が放置しとくわけもなく更正施設へ入れられている。
その更正施設を退院した日からこの物語は始まります。
で、社会復帰とばかりにタイプが打てる彼女は弁護士秘書の面接へ。
そこで出会った弁護士こそが彼女の運命の人だったってことですが、
彼女が弁護士に惹かれていく描写がいいのですなぁ。

弁護士を演じるはジェームズ・スペイダー。これまた素晴らしい演技♪
絶対的な服従を強いる彼に対し、マギーは一生懸命に応えようとする。
(やがて彼女の自傷行為は職場でもされ、彼の知るところとなる)
ミスを攻め立て、服装をけなし、彼女の癖をあからさまに罵倒。
しかし、彼女の自傷癖だけには、理解を示しながら優しく諭した。
「明日からは自分の体を傷付けちゃいけない。」
こうも言った。「明日からは早めに退社して公園の散歩でもすればいい」
「ああ、なんて理解のあるボスなの♪」ほのかな恋心さえも抱く彼女。

翌日、いつものようにタイプミスを執拗に攻め立てるボス。
落ち込む彼女。彼女に必要なのは自傷行為だが自前のグッズがない。。。
それを見越してかボスは命令する。「机にひじをついて腰を曲げ手紙を読め!」と。
渋々、手紙を読み始める彼女。そして背後に近づいてきたボス。

ビシッ!手のひらで彼女をお尻をひっぱたくボス。驚く彼女。
「続けろ」ビシッ!彼女の動揺を無視し、強くひっぱたくボス。
ビシッ!バシッ!ビシッ!バシッ!ビシッ!バシッ!ビシッ!バシッ!ビシッ!バシッ!
☆!☆!☆!☆!☆!激しい痛み。。。☆!☆!☆!☆!☆!突きあがる快感。。。
ついに見つけた私らしい私♪そして本当の私♪彼女の喜びは絶頂に。。。

彼女が家で夕食を食べるときにメニューを彼に電話で伝える。
すると彼は、彼女が食べていいメニューと量を命令する。
その命令通りにお皿に料理を盛り、満足気に食べる彼女。
自分がとったその行為に彼女は快楽を覚え、オナニーに突き走るのであった。。。

とまあ、印象に残るシーンを挙げればキリがありません。
官能的ではあるけれど、表面的なエロは控えめで、内面的なエロ全開です。


例えば、男性上司が女性部下のお尻を触る。これ、セクハラとよく呼ばれています。
でも、女性が触られても嫌な気持ちにならなければ、セクハラではありません。
女性が男性上司に好意がある内はいいのですが、好意が冷めればセクハラに逆戻り。
世の男性は慎重にならざるを得ませんね。平穏・平凡な毎日を送るしかないのです。

主人公の彼女は「セクハラ?」なんて微塵にも思いません。
でも弁護士の彼は「セクハラかも?」と実は思っていたそうです。(原作では)


基本的には女性目線で描かれている作品なので、
性的嗜好をモチーフにした一人の女性の自立がテーマであることは間違いありません。
しかし、男の目線で見れば、彼女は女神のような存在でめったといないタイプなのです。

男女は平等です。しかし服従してあげようという姿勢もお互いに必要でしょう。
野獣のような男が最近はいなくなったと嘆く女性に言いたい。

「変わるべきなのは、あなた方女性のほうなんですよ!」と。。。(● ̄(エ) ̄●)ノ

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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