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セクレタリー (2002)

SECRETARY

監督
スティーヴン・シャインバーグ
  • みたいムービー 68
  • みたログ 376

3.44 / 評価:93件

セクハラの魔女狩りのご時世にテレビ放映

  • Shoko さん
  • 2018年1月17日 16時30分
  • 閲覧数 973
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

テレビをつけたら放映していたので、うわぁ久し振りに古い映画をやってるなあなんて思ってるうちに、つい最後まで見てしまいました。

セクレタリーとそのボスのSMなブラックラブコメディと言ったらいいのでしょうか。とても奇妙な純愛の物語。

内容はけっこう子供には見せられませーん、というSMエッチなことをしますが、ギリギリのところでセンスがいいので、生々しくて見てられないとか、嫌悪感が起きるってことがありません。

主役の二人、ジェームス・スペイダーとマギー・ギレンホールが美男美女でありながら、何か変、みたいな味のある性格俳優なので、彼らのうまさで安心して見れちゃうところがあるんですよね。

それからコメディの味付けがあるから、ファンタジーとか寓話のような感じで見られるんだと思います。

それにしても、男性の女性へのセクハラ疑惑がまるで魔女狩りのようにテレビや映画業界を席巻している現在、何故このセクハラ肯定的な映画をテレビが放映したんだろう?って、不思議でした。

もしかしたら、例えばゲイの恋愛映画がマイノリティの人権を訴えて市民権を得たように、SMカップルだってその嗜好を尊重して愛しあう権利がある、認めて欲しい、という観点をもった映画と考えれば、昨今のポリティカルな流れにマッチするのかもしれませんね。

要は叩かれた相手がそれを望んでいるかどうかによるんでしょうけど、、難しいね。

それはともあれ、ひとつ間違えれば、過激で暴力的なトリアー監督の「ニンフォマニアック」にも、バカバカしさ最高潮の「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」シリーズにもなりうるこの映画、監督の演出と主役二人の演技のおかげで、古さをまったく感じない、センスがよくて興味深い映画に仕上がっています。
四つ星進呈です。

おまけ:ジェームス・スペイダーさん、「セックスと嘘とビデオテープ」や「クラッシュ」を見た時にも、こんなにイケメンなのに性倒錯変態系の映画やっちゃうんだ〜、と驚いたけれど、現在の姿を今回はじめてチェックしてまたびっくり。まだ50代なのに、、もうちょっと二枚目のままでいて欲しかったです(笑)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • セクシー
  • コミカル
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