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ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS (2003)

GODZILLA: TOKYO S.O.S.

監督
手塚昌明
  • みたいムービー 15
  • みたログ 389

3.14 / 評価:168件

なかなか良かった

  • mur******** さん
  • 2019年7月17日 9時21分
  • 閲覧数 425
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

この作品は前作の『ゴジラ×メカゴジラ』の続編ですが、前作がそもそもおかしい。初代ゴジラの骨でメカゴジラを造るとしていますが、初代ゴジラはオキシジェンデストロイヤーで骨まで溶かされていた。だから本来成り立たない話です。

またこの作品は1961年『モスラ』の続編でもあり、同作の中條博士が同一人物として登場します。それは嬉しいのですが、ゴジラと成虫モスラの戦いにおいて、「鱗粉がモスラの最後の武器」と言っていますが、中條博士がそれを知っているのはおかしい。モスラが鱗粉を見せたのは1964年の『モスラ対ゴジラ』においてです。だからあのセリフは小美人に言わせれば納得できたのに、残念ですね。

モスラとゴジラの戦いは『モスラ対ゴジラ』と同じく、最後は双子の幼虫モスラの糸にがんじがらめにされてゴジラが戦闘不能になるのは同じです。ただだからモスラはゴジラに勝ったと言うのが昭和時代からの定説ですが、それはちょっと違う。モスラが勝てたのは『モスラ対ゴジラ』も今作もモスラ幼虫は双子で、しかもゴジラの放射能光線から身を隠す地の利があった事が大きい。もしモスラが一匹でしかも地の利がなかったら、ゴジラに勝てたかは疑問です。

しかし、着眼点は斬新だしゴジラとモスラの関係も昭和時代の設定を変えずキチンと守っているのは良いですね。どうも昭和後期以降のゴジラ映画は、ゴジラだけ強大化して他の怪獣を弱く設定しなおしたのが、大変不満で面白くありませんでしたので、この点は嬉しかったです。

ハリウッドの『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』があまりにも馬鹿馬鹿しく腹立たしかったので、これまで見ていなかった昭和後期以降のゴジラ映画を順番に見てきましたが、この作品は早送りせずじっくり興味深く見ました。他は一度見れば十分、中には二度と見たくないものもありましたが、この作品はもう一度見たいと思わせてくれます。

詳細評価

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