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恋は邪魔者 (2003)

DOWN WITH LOVE

監督
ペイトン・リード
  • みたいムービー 79
  • みたログ 1,248

3.21 / 評価:141件

解説

 1962年のニューヨーク。新進の女流作家バーバラ・ノヴァクは女性解放を謳った自著『恋は邪魔者』を出版するためこの街へとやって来た。出版社の重役はあまり興味を示さなかったが、ひょんなことからこの本は爆発的にヒット、世の女性たちはすっかりバーバラの主張に感化されてしまう。そのあおりを受けたのが男性誌で原稿を書いている名うてのプレイボーイ、キャッチャー・ブロック。彼はいまや女性の敵として冷たい仕打ちにあってしまう。怒ったキャッチャーは、バーバラの主張が間違っていることを証明するため、身分を偽り彼女に近づくのだが…。

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

(C)2003 TWENTITH CENTURY FOX
(C)2003 TWENTITH CENTURY FOX

「恋は邪魔者」─60年代ロマンティック・コメディに魂捧げてます

動機不明のまま極端な行動に突っ走る事件が多い昨今、行動のすべてに理由がキチンとあり、“夢”や“希望”がたらふく詰め込まれており、優雅でロマンティックで粋でラブリー、尚且つクールでキッチュ、そして目の滋養になりそうなほど入念に施された鮮やかな配色が美しい「恋は邪魔者」は、現代に蘇るミュージカルとして観ると、とてもふくよかな気分にさせてくれる作品だ。

その昔友人は「一番イイ場面になると突然主人公が踊ったり唄ったりするからミュージカルは嫌いだ」と最もなご意見を言ったが、突然唄い出すことで主人公を取り巻く環境が一気にバラ色(古い表現だけど)になったり、台詞や映像の叙情を更にUPさせるのがミュージカルの特権でもある。

ことに62年のニューヨークを舞台に新進作家とジャーナリストの恋の丁丁発止的シチュエーション劇である本作は、60年代ロマンティック・コメディに製作者一同、魂を捧げて作られているので、恋とセックスを描きながらも、直接的なセックス描写は皆無。その代わり創意工夫に満ちた華やかな珍場面が盛り沢山。最先端な発想で蘇えるアナログ世界がなんとも楽しい。そしてユアン・マクレガー、彼こそは遅れて来たミュージカルスターである!?(大林千茱萸)

10月18日より、みゆき座ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[eiga.com/10月16日]

映画.com(外部リンク)

2003年10月16日 更新

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