ここから本文です

呪怨2 (2003)

監督
清水崇
  • みたいムービー 16
  • みたログ 815

2.82 / 評価:203件

赤ちゃん

  • shiba64 さん
  • 2009年7月4日 4時16分
  • 閲覧数 1696
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

前作の劇場版「呪怨」の隠しテーマは「エンゼルハート」今回は「ローズマリーの赤ちゃん」のようです。

ビデオ版から劇場版になって空気感は薄くなった気がしますが切れ味は衰えていないと思います。
単純な好みとして前作よりこっちのほうが好きです。

「リング」を見た後に改めて怖さを感じるのは今まで怖いと感じなかったはずのラベルがはっきりしないどんな映像が入っているか分からないビデオテープを見たときです。
今まで怖いと感じなかった物を怖いと感じさせる力があったんじゃないかと。

「呪怨」はそれとは逆の方法論で創ってる感じがします。
カヤコやトシオのキャラに隠されてるようなんだけど、現実の恐怖感をうまく使っていると思います。
例えばこの映画の冒頭で車で猫を轢いてしまう場面があります。
実際轢きたくなくても起こり得る事です。
いい気分には成れません。
助手席に妊娠中の婚約者が乗っている時に事故りたくはありません。
夜中に一人でいる時にトシオ君が出てくることよりも私には怖いことだと思います。
帰ってきたら自分の部屋で恋人が首を吊っていたとしたら怖いとかを通り越して立ち直れない気がします。
現実に起きてほしくない事態にカヤコやトシオを介在させるんです。
彼らが出ることで理不尽さがホラーの方に向きますが、そうじゃなかったら洒落にならない気がします。

ラストで赤ちゃんの泣き声が執拗に響き渡りますが、赤ちゃんの泣き声というのは私達が生理的にそれがなくなるべく努力しろ、というサインみたいなもので強制的に聞かされ続けると耐え難いものがあります。

現実に起きたら嫌なことや生理的に嫌なことをミックスしたこの映画を見た後には自分がとても幸運な人間だと思えました。
映画の内容に影響されすぎる人は見ない方がいいかもしれません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 恐怖
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ