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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
2月14日公開

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING

2032月14日公開

izq********

2.0

ネタバレ主役フロド最低。MVPはサム。

前ニ作があまりに残念だったので、この4時間の三作目を観るかどうか迷ったが、続き物の完結編だけ見ないのもどうかと思い、観ることにしたが、やはり前ニ作同様、ファンタジー特撮だけが凄く、ストーリーは単純で振りも適当で観るべきものがない。さらに致命的なのは、主役フロドの行動・言動が腹立たしく、何の達成感も感動も感じないどころか、逆にやったぞ的な言動と周りのフロドの持ち上げ方に違和感しかなかった。指輪の影響で少し頭がおかしくなってたのかもしれないが、そうだとしたらもう少しそれが明確に伝わるような演出が必要だと思う。 MVPはとにかくサムだ。良かったのは、一番頑張ったサムが最後に結婚して幸せになったことくらいだ。 話しは前作続きで、仲間達が三組に分かれての行動の続き。 フロドとサムはスメアゴルの道案内で指輪を捨てるために滅びの山を目指して旅を続ける。スメアゴルの策略でフロドは大蜘蛛に捕まるがサムが救出。フロドは、どうみても怪しいスメアゴルを信用し、逆にスメアゴルの嘘に騙されてサムを追い払ったりと、人を見る目がなさ過ぎで結局スメアゴルにまんまと騙されて腹立たしい。 ガンダルフ、アラゴルン、レゴラス、ギムリの一行は、ピピンとメリーと合流し、前作で基地を破壊されたサルマンのもとに向かうがサルマンは塔から落下し死亡。 サルマンの残した水晶玉から、サウロンがゴンドール国の都ミナス・ティリスを襲うことを知り、ガンダルフやアラゴルンらはローハン国の援軍と幽霊軍の助けを受けて、大戦闘の末にサウロンの放った大軍を撃破してゴンドールを救う。 続いてアラゴルンは、フロド達がサウロンに見つからないよう、サウロンの目を引きつけるために闇の国に大軍を仕向け、また大戦闘となる。 フロドとサムはようやく火山に到着。大蜘蛛から逃れるときに敵に見つからないよう鎧を着て移動していたが、フロドは重くてもうダメと挫折。サムに抱えられて火山入り口まで登ってくるという、とても重要なミッションを与えられた者とは思えない軟弱さにがっかり。火山入り口ではスメアゴルが待ち伏せして襲ってきて、ここでもサムが活躍。フロドはサムがスメアゴルと争ってる隙に火口に到着し、さぁ指輪を捨てるか、となってから急に指輪は俺のものだと言い出して捨てるのをやめて自分ではめてしまう始末。そこにスメアゴルが襲ってきて指輪を奪われるが、もみ合いながらスメアゴルと指輪は火口に落下。フロドは崖に捕まりサムに助けられる。 指輪はマグマの中に消失し、サウロンも粉々に消失して、戦いは集結する。 この後がさらに台無しで、フロドは指輪を自分の物にしようとしたくせに、何事もなかったかのように、やり遂げたぞ〜とサムと喜び合い、仲間のもとに戻っても皆はフロドを持ち上げ気味なのは超違和感。どうみてもサムの貢献度は計り知れないのに。 戦いの後はアラゴルンは無事に王様になって、フロド達ホビットはホビット庄に帰り、サムは結婚。暫くして、ガンダルフがまたフロドを連れてどっかに旅立つ。フロドは、サムやピピン、メリーと別れるシーンは何か感動でもさせたいのか、意味不明に唐突な涙の別れのシーンがある。全く響かんが。全体的にこういうとってつけた思いつきの感動させたいシーンがパラパラあるが、前振り不足で何れも何も響かない。エオウィンが息を吹き返すとこや、アラゴルンとアルウェンの再会キスシーンなど。 スメアゴル、主役フロド、ゴンドール国の権力者のデネソールの三人がとにかく胸糞悪い映画だった。

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