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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
2月14日公開

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING

2032月14日公開

エル・オレンス

3.0

ネタバレ主人公が成長せぬままEND。

この作品が、あの『ベン・ハー』(1959)と並ぶ、作品賞含む11部門を掻っ攫った事実が未だに全然納得いかないです。 素晴らしいのは、ダイナミックかつ細部までこだわられた映像&演出ー・・それだけ。1作目とわずか2年という歳月の差とは到底信じられぬほどの映像技術の進歩を体感しました。これは素晴らしいです。 前2作以上に、キャラ描写&シナリオ展開が散々という印象です。 フロド:3部作通してまったく成長が見えず。個人的に、ラスボス以上の厄介者。ラストで帰らぬたびに出発するが、正直、またもや新たな誘惑に駆られる未来しか感じられない。 サム:何故あれほど何度もフロドに突き放され、反抗され、我がまま放題されながら、あそこまで彼に忠実であり続けるのか疑問。彼のどこに惚れたのかと思う。 スメアゴル:冒頭の過去エピソード待遇etc..あれほど掘り下げられたキャラにもかかわらず、最後の最後まで何が一番したかったのかブレまくり。一度谷底にあっけなく落ちていながら、終盤でどのように生還したのか謎が深まるばかり。なんか、しれっと再出没。 ガンダルフ:終盤で、フロドとサムは、あのまま世界の終焉を嘆きながらマグマの底に飲み込まれていくというドラマチックな展開なのかと期待するや否や、大鳥の背中にまたがって元気ハツラツなじいさんが映った瞬間、一気にギャグと化した感。 最大の魅力は、アラゴルン。決して主軸がブレず、部下や国民をも奮い立たせるリーダーとしての素質も魅力溢れていたし、ヴィゴ・モーテンセンも渋くはまり役でカッコ良かったです。正直、本シリーズの主人公をこの男に据えて欲しかったくらい。 ====================================== ★2003年アカデミー賞 11部門受賞 作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞、作曲賞、衣装デザイン賞、美術賞、視覚効果賞、音響効果賞、メイクアップ賞、歌曲賞 ★2003年ゴールデングローブ賞【ドラマ】 4部門受賞 作品賞、監督賞、作曲賞、主題歌賞

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