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デューン 砂の惑星 II (2003)

CHILDREN OF DUNE

監督
グレッグ・ヤイタネス
  • みたいムービー 10
  • みたログ 33

4.00 / 評価:14件

難解な原作のわかりやすい改変

  • ivo***** さん
  • 2019年6月5日 2時33分
  • 閲覧数 175
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

本作は厳密には映画ではなく、アメリカのサイファイチャンネルが制作したテレビドラマである。
本作は後編であり、この前に、前編『デューン/砂の惑星 Frank Herberts Dune』がある。これはデイヴィットリンチ監督が84年に制作した『デューン/砂の惑星』と同じ話であるが作品としてはもちろん別物。

ストーリーは、、、
ポール・ムアディブ・アトレイデスが皇帝即位後、ベネゲゼリットやトライラックスらによる陰謀を解決し、双子の子供を残して砂漠へ消えていく第1部。
双子の兄妹、レト2世とガニマが成長し、前皇帝家であるコリノ家からの陰謀や摂政アリアの圧政から逃れるため、身を隠す第2部。
レトが失われつつある砂漠の砂虫を維持するため自ら虫と融合して超人的身体能力を手に入れ、アリアから権力の座を取り戻す第3部。
からなっている(2行ずつでまとめているため、かなり語弊はある)。

原作は数年前に読んだが、基本的には原作に忠実に、変えてある部分はわかりやすくまとめてあって、良作だと感じた。
特に良い改変は、原作では、レト2世は父ムアディブがアラキーンで殺される未来を予見していながら彼を実質的に見殺しにするのだが、本作では、死に際の父を抱いて涙を流すという「泣ける」シーンになっているところなど。

後編の中盤から出てきて、今までのムアディブから主人公を受け継ぎ、いきなり圧倒的存在感を見せつけるレト2世役のジェームス・マカヴォイは素晴らしい。

もちろん、100億円でつくったハリウッド大作とは違うので、当時のCG技術の途上具合もあって映像はそれなりだ。しかし、この壮大な世界と精緻な設定をわかりやすくまとめるのは、これが限界ではないかとすら思える。

2019年現在、ドゥニ・ヴィルヌーブが『DUNE』のリメイクを制作しているらしいが、正直心配である。彼の過去作を知る限り振り返ると、映像美は素晴らしいが、思わせぶりな演出だったり、かえってややこしくなるような原作改変が多い監督だからだ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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