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インファナル・アフェア (2002)

INFERNAL AFFAIRS/無間道

監督
アンドリュー・ラウ
アラン・マック
  • みたいムービー 482
  • みたログ 4,125

4.41 / 評価:1,228件

ハリウッドが本気で嫉妬した「才能」

  • 潮田伝五郎 さん
  • 2007年7月2日 9時21分
  • 閲覧数 2285
  • 役立ち度 52
    • 総合評価
    • ★★★★★

「独自性」
映画作りにおいてこれが一番大事であるということを改めて思わされた作品である。
「ディパーテッド」が素晴らしかったので「オリジナル」を再観したが、軍配を上げるなら「インファナル・アフェア」だろう。


潜入捜査モノは数多くあるが、「警察に潜入するマフィア」という一見荒唐無稽な設定は「全く新しい独自のアイデア」としてハリウッドも「やられたぁ!!」と唸ったに違いない。

もちろん「汚職警官」がマフィアに飼い慣らされて私腹を肥やす設定は実はハリウッド映画にはかかせない「キャラクター設定」ではあるが、初めからマフィアが警察学校に自分の舎弟を行かせて「警官」にする設定は無かったと思う。

携帯電話の使い方・演出
アンディ・ラウ演じる「情報捜査課」のテクノロジーなど随所に説得力のある「最新の技術」がストーリー展開に「リアリティ」をもたらす。


アンディ・ラウとトニー・レオン
2人の「大人の男の色気と男臭さ」がこの映画を無類の名作にしている。
身分を偽り「組織」に潜入し、誰にも言えない、理解者が周りにいないことの「不安・焦燥・苦悶」が恐ろしく切ない。

マフィアのボス「サム」とウォン警視
この映画の完成度、評価はこの2人の好演があればこそだろう。

警察署でのそれぞれの部下を従えての対峙
素晴らしい演技の応酬である。
マフィアボスの不敵な笑み、屈託の無い無邪気な笑みから急転して凄みのある目つきに変わる豊かな表情の七変化。
警察のボスの冷静沈着でありながらジョークを飛ばしつつ
「ポケットのマージャンの牌が何かわからなかった方が死ぬ。私は死なない」と不敵な「宣戦布告」。


愛する者が目の前で死んでも悲しむことができない。
警察の葬送パレードをレストランの中から誰にも気付かれないように「敬礼」して見送るトニー。

「潜入捜査官は屋上が好きなのか?」
「お前と違って俺は太陽に恥じない」

常に自分の「存在証明」が脆くあやふやになる危険な立場をトニー・レオンが素晴らしい演技で魅せてくれた。


ハリウッドが本気で嫉妬した「才能」

それは脚本の素晴らしさだけではなくこの4人の演技の素晴らしさにも「嫉妬」したに違いない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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