妖精たちの森

THE NIGHTCOMERS

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妖精たちの森
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

本編配信

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作品レビュー(8件)

不気味22.2%恐怖22.2%悲しい11.1%セクシー11.1%不思議11.1%

  • 一人旅

    4.0

    もう一つの“恐るべき子供たち”は…

    マイケル・ウィナー監督作。 英国人作家:ヘンリー・ジェームズによる1898年発表の中編小説「ねじの回転」を映画化した古典ホラーの傑作『回転』(61)の前日譚を描いた心理ホラーで、本作は町山智浩の著書「トラウマ映画館」でも取り上げられています。 20世紀初頭の英国を舞台に、田園地帯に佇む屋敷で暮らしている、両親を事故で亡くした幼い姉弟、老家政婦、家庭教師、下男の5人を登場人物として、粗野な下男が女性家庭教師を犯している現場を目撃した姉弟に訪れてゆく心理的な変化と純粋性に満ちた凶行の顛末を描いた心理ホラーとなっています。 本作は、デボラ・カーが主演した『回転』の前日譚となっていて、カー扮する後任の家庭教師が訪れることとなる屋敷が呪われた経緯を紐解いていきます。下男と家庭教師の歪んだ肉欲、屋敷に規律を求める老家政婦からの横槍、“大人の穢れた世界”を覗き見した姉弟の心理的反応と行動の表出…と屋敷に暮らす5人の愛憎渦巻く人間関係の変容を英国田園地帯を背景に映し出したゴシックホラーで、純粋ゆえに感化され易い姉弟の悪意なき凶行に身震いさせられますし、マーロン・ブランド扮する小汚い下男と濃密な絡みを見せたステファニー・ビーチャムの美裸体を拝むことができます。

  • rec********

    3.0

    ブランドほどの名優でも落ちた時期があった

    落ちるところまで落ちたブランドを「ゴッドファーザー」に足掛けした記念碑的作品   マーロンブランドが現在活躍されている名優たちの礎になったことは映画界の常識ですがブランドの軌跡を語ってくれる映画ジャーナリズムは意外と日本に目立たない気がします。 公認の「波止場」「欲望という名の電車」などのエリアカザン作品や「ゴッドファーザー」などはともかく「乱暴者(あばれもの」そしてやはりカザン作品「革命児サパタ」 などになるとぐっと知名度が下がりこの 「妖精たちの森」も現在では結構マニアックな部類に入りつつあります。私は未見ですがこの前に「私は誘拐されたい」という世界中から呆れられた愚作があるようで「妖精たちの森」はスランプに落ちたブランドがこの後の「ゴッドファーザー」「ラスト・タンゴ・イン・パリ」に続いた彼の復活記念作品なのです。

  • oce********

    4.0

    天使のような悪魔のような

    田舎の豪邸で暮らす幼い姉弟。 姉弟と仲良しで野卑な男クイントは二人の理解者。 その姉弟が目撃するクイントの行動や言動によって、それが正しいものと認識していく。 子供ならではの純粋さを逆手に取るドラマ。 天使のような容姿なのに、やってることは悪魔のようにもなる。 それが悪いことという認識がないから善悪の判断がつかない。 悪い行為であっても、子供たちにその意識がない。 それは教えられたことや見たものこそが真実だから。 ブランドの言動だったり、純真無垢を体現したかのような二人の子供だったり、配役も見事に合っている。

  • jir********

    4.0

    クイントとマーロンブランドの神性

    「回転」の前日譚だが性のテーマを全面に出している為姉弟の年齢の設定を引き上げている。 兄妹だったのも姉弟に変更されている。 当時の評価は、回転ではあえて突っ込んで描かないことで神のような存在感を持ったクイントだったが、妖精たちの森ではネタばらし的に実在の人物として描くことでその神性を乏しめてしまった。 と酷評されたらしいがとんでもない。 「回転」で見ていた、何でも思い通りに進めてしまう怪物クイント、彼を演じるのはマーロンブランドなのだ。 傲慢でふてぶてしくてピッタリではないか。 この男ならどんな良いことも悪いこともしれっとやってのける、と説得力に溢れていた。 現にレイプシーンの迫力は凄かった。 肉厚な体と粗暴な演技、「支配」という言葉がピッタリだ。 もしかしたらそれはマーロンブランド自体が今は亡くなっていて、クイントのような神性を持った人物になっているからかもしれない。 だとすると神性というのは人間の想像力の中にいることになる。

  • hir********

    5.0

    「回転」 ザ・ビギニング!?

    「回転」という名作ホラーがある。子供の時観て、こえーのこえーの。 夜、寝付けなかったのを憶えている。 それから、大きくなって、この映画を観た。 気持ち悪い、気持ち悪い、別に汚いものも、不快なものも出るわけじゃない。 なのに、ジメーッとして気持ち悪いのだ。 そして、ドコか、「回転」に似てるなと、思ったらコレ前日談の映画だった。 その事は、後日知ったんだけど、その時の気持。 つまり・・アレはあれで・・・マーロン・ブランドはつまり・・・ そう、考えた時、心底ゾーッとした。最恐だぁ・・・・ 監督は、マイケル・ウィナー。 撮影監督がノッテない!くそっ!この映画の撮影誰なんだろ? ものすごい映像が、湿ってるんだよね。不気味だった。 マイケル・ウィナーは、イギリス人監督。ゴシックの本場です。 後に、ブロンソンと、「ふざけた餓鬼ども皆殺し!」映画を創る人です。 血なんかでなくても、デカイ音出さなくても、物凄い怖い映画は創れます。 「回転」を観る時には、その前にこの作品を観ておきましょう。 そうすると「回転」のアノ場面が、トラウマなること鉄板です。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
妖精たちの森

原題
THE NIGHTCOMERS

上映時間

製作国
イギリス

製作年度

公開日
-

ジャンル