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愛の選択 (1991)

DYING YOUNG/THE CHOICE OF LOVE

監督
ジョエル・シューマカー
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  • みたログ 603

3.37 / 評価:101件

看護師でないから実った愛のかたち

  • blu***** さん
  • 2009年11月24日 21時53分
  • 閲覧数 781
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

白血病を患っている患者さんは小児から成人まで幅広く日本でも若いあの女優さん・男優さんが体験し、皆さんの身近な大切な方が闘病中という方もこのレビューを見て下さっている中にもいらっしゃると思います。ここで一般的に専門職の看護師という職業を実際に現役看護師の私が書きたい事があります。それは白衣を着ている時と私服に戻った時は全くの別人になりうるという現実です。自分の家族が病んだ時、外傷を負った時もう頭はパニック状態になった経験は数知れず。客観的になるより主観が第一になります。この映画では看護師ボランティア協会副会長だったと思わずうそをついてしまった主人公の女性が究極の純愛を白血病と闘い、疲れ果てた青年に捧げる。最初は週400$のおいしいアルバイトという状況から彼女が変化し、青年も偏屈から抜け、本当の自分をさらす事ができる勇気を持つまでに成長していきます。実際の看護師を雇っていたらどうだったでしょうか?もちろんこんな愛は生まれません。客観性が先に成立するからです。ラストに近いあのクリスマスイブのもう1人の男性とのけんかはじつに人間らしい。ジェラシーですね。その後大量の使用済みモルヒネ注射器を見つけ彼女は別れようと決意します。でもしなかった。治療を拒む彼から返ってきた言葉は意外なものでした。治療を受ければ期待し、生きたいと希望を持ってしまう、それが怖い・・それにこたえた彼女の愛情には涙なしでは見れませんでした。「いいじゃない、一瞬、一瞬を生きればいい。人間なんて誰もいつ死ぬかなんて分からない、私のほうが先かもしれない。私はあなたと生きたい、そしてその時がきたらずっとそばにいてこうして手を握る・・」これはもう宗教を超えています。キリスト教の思想よりむしろ仏教の思想に近いのではないでしょうか。最期をあえて描かない事により観る人間に考える余地を与え自分の人生を考える機会を浜辺ではしゃぐ2人の美しいラストシーンで代弁しているのだと思います。このすばらしい作品の主演女優が後に有名女優に成長したジュリア・ロバーツ。美しいだけでなくどこかすれた女性を演じる事ができる、ハリウッドの女王ですね。と、いう訳で実際の看護師ではこの様な純愛を残念ながら男性患者さんに捧げる事は無いのであります。失礼!うーん、でもあの純白ドレス姿の彼女にはうっとりでした。

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