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世にも怪奇な物語
2010年8月28日公開

世にも怪奇な物語

TRE PASSI NEL DELIRIO/HISTOIRES EXTRAORDINAIRES/SPIRITS OF THE DEAD

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3.0

強烈な3作目

 エドガー・アラン・ポー原作の短編オムニバス。 「黒馬の哭く館」(原題「メッツェンガーシュタイン」)傲慢な女城主フレデリック(ジェーン・フォンダ)。彼女は、自分の誘いを拒絶した男爵(ピーター・フォンダ)を焼死させてしまう。その後現れた黒い馬に取りつかれる。 「影を殺した男」(「ウィリアム・ウィルソン」)ウィルソン(アラン・ドロン)の前に、自分と同じ名前で瓜二つの男が現れる。事あるごとに悪事を妨害する男に、ウイルソンはついに。 「悪魔の首飾り」(「トビー・ダミット」)イギリスの俳優ダミット(テレンス・トランプ)はフェラーリをギャラにイタリアにやってくる。アル中の彼は、酩酊状態のままフェラーリでローマ中を駆け巡る。  どこかで見たようなタイトルですが、こちらの方が元です。1作目はジェーン・フォンダの衣装にばかり目が行きます。2作目はブリジット・バルドーとのカード対決がちょっと長い。どちらも、ポーの作風を普通に踏襲しています。しかし3作目の監督は、フェリーニ。観客(おそらくテレンス・トランプも)は、いきなりシュールなその世界観に放り込まれ、強烈な印象を残します。音楽もやっぱり、ニーノ・ロータ。フェラーリの車種は、あの250GTOから派生した車体に特別ボディをあしらった、映画オリジナルの”ゴールデン・フェラーリ”。

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