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夜も昼も (1946)

NIGHT AND DAY

監督
マイケル・カーティス
  • みたいムービー 2
  • みたログ 19

3.20 / 評価:5件

ケヴィン・クライン版と比較するのも一興

  • gar***** さん
  • 2009年1月3日 23時08分
  • 閲覧数 424
  • 役立ち度 16
    • 総合評価
    • ★★★★★

アメリカを代表する作曲家コール・ポーターの半生を、彼の音楽で綴った作品。500円DVDで売っていたので、『グランド・ホテル』と一緒に購入。
コール・ポーターの音楽を初めてきいたのは、アステア&ロジャースの『コンチネンタル』で二人の『Night and Day』を聞いてから。ドラマチックなメロディーと情熱的な歌詞が忘れられない名曲でした。他にも、『ザッツ・エンターティメント』シリーズでは歌うジェームズ・スチュワートでおなじみ『踊るアメリカ艦隊』の『Easy to love』や1936年製作の『海は桃色』では、エセル・マーマンとビング・クロスビーのデュエット『You are the top』(You tubeに動画あり。ぜひDVDで見たい)など、同じ時期に活躍したガーシュインやアーヴィング・バーリンとも違う洗練されたメロディとウィットに富んだ歌詞がとても魅力的です。
映画としては、1946年というまだコール・ポーターが生きている時代に作られた作品であるため、彼自身の不名誉となるような事柄(彼の同性愛やそれに関わる妻リンダとのギクシャクした関係など)は、一切触れられていません。また、妻リンダの経歴が変えられているなど、伝記映画として大切な事実考証がなされていない点もマイナスです。そちらは、ケヴィン・クラインとアシュレイ・ジャッドの『五線譜のラブレター DE-LOVELY』の方を見た方が良いと思います。ドラマとしては、『五線譜の…』の方が優れていますが音楽という点では、悪くはありません。特に嬉しかったのが、メアリー・マーティンの出演。この方は、1959年に『サウンド・オブ・ミュージック』がブロードウェイで初演された時に、マリア役を演じた人。他にも『南太平洋』や『ハロー!ドーリー』など、傑作ミュージカルに数多く主演した人です。舞台が本職といえるので映画で主演は少ないですが、この作品では『私の心はダディのもの My Heart Belongs to Daddy』で見事な歌いっぷりです。絶世の美女というタイプではありませんが、何ともいえないセクシーな魅力があって、歌の持つ洗練された魅力を引き立てていました。これだけを見るだけでも価値があります。
伝記映画としてはイマイチだが、音楽映画としては見事な一作。ケヴィン・クライン版と比較するのも一興です。

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