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歓びの毒牙(きば)

歓びの毒牙(きば)

L' UCCELLO DALLE PLUME DI CRISTALLO/THE BIRD WITH THE CRYSTAL PLUMAGE/THE PHANTOM OF TERROR

98

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3.0

邦題は、どういう発想で生まれてきたんだ?

 …あらすじは、解説のとおり。  イタリアのローマに滞在していたアメリカ人の作家サム(トニー・ムサンテ)は、帰国を翌日に控えた前の晩、ガラス張りのショーウインドー越しに画廊の中で1組の男女が相争っている様子を偶然目撃する。  画廊主の若妻モニカは辛うじて命を取り留めたものの、とんだとばっちりを食って、最近ローマで多発している美女連続猟奇殺人事件の嫌疑を受けることになったサムは、自らの手で真犯人を捜し出して取り押さえようと、独自の調査を開始する。  いや~、『ガラス張りのショーウインドー越しに画廊の中で1組の男女が相争っている様子』が無音で描かれるシーンから結構魅かれちゃった。  また、眼のドアップ、口のドアップも、なかなか緊迫感があって良かった。  で、サムは、犯人から「これ以上詮索するな」という恐喝電話を受けるのだが、それを録音していて、その中に鳥の鳴き声のような音が混じっているのに気づく。  で、その鳴き声の鳥は非常に珍しい鳥で、羽が水晶のように透き通っており、ある動物園にしかいないことが判明する。  ここで原題の『L'uccello dalle piume di cristallo (The Bird with The Crystal Plumage=水晶の羽を持つ鳥』に繋がるところも面白かった。  邦題の『歓びの毒牙(きば)』というタイトルは、どういう発想で生まれてきたんだ?  まっ、いっか…。  で、これで犯人が割れたかと思ったら、更に一枚の絵画に謎が潜んでいるという展開は全く思いもよらなかった。  で、mis@さんの『猫を檻に入れて飼い、肥った順から食べていくという絵描きが出てきたが。 ひとくちだけ、ゴックン!としたサレルノさ~ん、「そのお味の程は、如何だったのかしらん??」(冷や汗…)』の場面が一番ダリオ・アルジェントらしいグロ描写だったが、謎解き要素は十分愉しめた作品だった。  エンニオ・モリコーネの音楽も良かった。  3.4点。

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