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ラテン・アメリカの旅 (1942)

SALUDOS AMIGOS

監督
ジャック・キニー
ハミルトン・S・ラスケ
ウィルフレッド・ジャクソン
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2.50 / 評価:4件

米政府お墨付きの紀行アニメ

  • rup***** さん
  • 2014年11月13日 22時41分
  • 閲覧数 902
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

上映時間42分という短い映画ですが、公式にディズニー長編アニメーションの1本としてカウントされている作品です。

当時F・ルーズヴェルト大統領の善隣政策のもと、ラテンアメリカとの親善を図るためにアメリカ国務省から依頼を受けたウォルト・ディズニーとそのスタッフが飛行機でラテンアメリカ諸国を旅してまわり、取材した風物を実写で紹介するほか、それぞれの国を題材にしたアニメパートが挟み込まれています。

ドナルドダックは、ボリビア・ペルー国境のチチカカ湖を訪れる旅行者として登場し、ラマに乗って高い吊り橋を渡ろうと奮闘しますし、グーフィーは、アルゼンチンのガウチョに扮して「グーフィーの○○教室」といった短編でおなじみのおとぼけを連発します。

「プレーンズ」の原型のような小さな郵便飛行機ペドロが、チリで猛烈な吹雪のなか必死に郵便を配達するお話もありますが、結末が適当に締めくくられていて物語としてはいまいち。似たようなお話では「メロディ・タイム」の中の『小さな引き船(リトル・トゥート)』のエピソードのほうがよくできていました。

ラストに、ブラジルを代表するキャラクターとしてオウムのホセ・キャリオカが紹介されます。ドナルドダックと名刺を交換した後、いきなりポルトガル語でまくしたてるあたりがホセらしさ。筆で描かれていく美しい色彩の背景画の上を、"ティコ・ティコ"の曲に乗ってドナルドとサンバを踊るシーンが見どころですが、ドナルドが強力なカシャーサを飲んで酔っぱらったあと、これからいよいよ盛り上がるかなと思ったところであっさりと映画が幕となってしまいます。残念ながら、こちらも「メロディ・タイム」の中の『サンバは楽し』のエピソードで、エセル・スミスのハモンドオルガンの演奏にのってドナルドとホセがサンバを踊るシーンのポップな楽しさには及びません。

本作は時間の短さもあり、消化不良の感は否めませんが、この後つくられる「三人の騎士」では、本作のモヤモヤ感を一気に吹き飛ばすかのように、羽目を外しまくっています。

詳細評価

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