ラヴィ・ド・ボエーム

LA VIE DE BOHEME

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ラヴィ・ド・ボエーム
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(11件)

泣ける17.9%コミカル17.9%悲しい14.3%笑える14.3%ロマンチック10.7%

  • hor********

    3.0

    渋さは感じる

    欧州風の乾いた時間軸、あっという間の人との出会い、逮捕。 あれよあれよとストーリーが進む感じがチャップリン。 やはり欧州映画は合わないのかなー。 湿っぽすぎるのもいやだが、こうも鑑賞者の情感が盛り上がるのを待たない作りは入り込めない。 急に美声の日本の歌が入り、ようやく心が戻ってきた気持ちがした。そこは良し。

  • kih********

    4.0

    作家・画家・音楽家の共同生活などあり得る?

     作家のマルセル、画家のロドルフォ、音楽家のショナールが共同生活をする。できるはずがない。独りでさえ生活力のないこの種の男たちが、どうして共同できようか。それができたのはそれぞれの心底の優しさだ、ということなのだろう。  それに異存はないものの、ヘソが曲がった小生には、彼ら3人に共通する“ほどよい貧しさ”が共同生活を可能にしたか、などと思ってしまうのだ。  カウリスマキ監督の作品には不思議な雰囲気がある。画も音楽もユニークで独自の世界だが、それ以上に、この人のコンセプトはどこにあるのかが、いつも掴み所がない。本作で作家・画家・音楽家に共同生活をさせるという試み。興味津々。  三人とも、売れない芸術家であることは共通している。でも、飢え死にするほど貧しくはない。そう、おそらくこの監督さんはそういう“ほどよい貧しさ”に愛着を抱いているのではないか。そして、皆が皆、“ほどよい貧しさ”の中に居たのではないか。  世界全体が変動の時、その中で安全と安定を求めて移民となる人々、文化が混在する不安定な社会。決して、“清く貧しく美しく”などとは言わない。チョイ悪でも良し、反抗するも良し。清さも貧しさも美しさも、ほどほどでいい。そういうこと(清・貧・美)ではなくて、何かがあるんだ。  気になる映画人のひとつの作品で、そんなことを感じた。日本人が長く好きだった清・貧・美ではない何か、それを知りたい。

  • 一人旅

    3.0

    雪の降るまちを

    アキ・カウリスマキ監督作。 作家マルセル、画家ロドルフォ、音楽家ショナールの3人の共同生活の模様を描く。 あまり好みではなかったけど、つい笑ってしまうシーンはある。 音楽家ショナールが新作を披露する場面は特に可笑しい。ドイツ映画『4分間のピアニスト』のクライマックスの演奏から芸術性を全て排除したような迷曲。ピアノの側面を叩いたり奇声をあげたりしていて、果たしてあれはピアノ演奏と言えるのかどうか・・・。 前衛過ぎて誰も理解できないという異常事態。普通だったら聴いてる側は笑うだろうけど、そこはカウリスマキ。誰一人笑わずシリアスな表情で演奏を聴いているではないか。 理解不能な演奏と無表情な人々。あまりのシュールさに思わず笑ってしまった。 ラストシーンで突然「雪の降るまちを」が日本語で流れたことに驚き。これもまたミスマッチの妙だ。

  • oce********

    4.0

    センチなカウリスマキ節

    画家のロドルフォは作家であるマルセルと知り合い、追い出された家に行く。 するとそこには次の住人である作曲家のショナールが住んでおり、なぜか3人の共同生活が始まる。 カウリスマキ作品らしく、設定に疑問は持っても次々進んでいくから、まるで気にならない。 大袈裟に声を荒げる人物もいないし、感情に右往左往されることもない。 だがその中で光る人間関係や、恋愛などが印象的になる。 今時有り得ないようなセンチな展開だが、それがカウリスマキ作品では胸を打つ仕上がりになっている。

  • yad********

    4.0

    ずれたユーモアと鳥肌のエンデイング

    EU諸国で現実の問題として存在している不法移民問題を、自由気ままなボヘミアン生活を通して描いています。 ところどころで表現される、妙にズレた感じが作品のユーモアとして性格付けを行っていますが、話そのものは悲劇です。 突如エンディングで流れる、日本語での「雪のふる街を」は鳥肌の立つ演出でした。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

ベルリン国際映画祭第42回

国際評論家連盟賞

基本情報


タイトル
ラヴィ・ド・ボエーム

原題
LA VIE DE BOHEME

上映時間

製作国
フィンランド

製作年度

公開日
-

ジャンル