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ラ・ピラート (1984)

LA PIRATE

監督
ジャック・ドワイヨン
  • みたいムービー 9
  • みたログ 30

4.14 / 評価:7件

同性愛か近親相姦か

  • 文字読み さん
  • 2007年5月14日 1時41分
  • 閲覧数 652
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

ところどころ、ジェーン・バーキンの神々しいまでの美しさ。それもそのはず、この映画では、彼女の役割はまさにキリスト。同性愛としての女性への愛と異性愛としての夫への愛を選べない彼女は、両方のために死を選ぶ。人類のための犠牲=受難。引きがねを引く男性的な少女は神ということになるのだろう。
それにしても、夫を持つ身でありながら同性愛を捨てきれないことを悩むということのうちには、あきらかなジェンダー編成が見て取れる。異性愛=自然、同性愛=不自然。だから、同性愛の強さは強調されるけれど(濃密なからみシーン)、夫への愛の強さは語られない。
実際問題としては夫役はバーキンの兄だから、からみシーンが撮れないということもあるかも。それを考慮に入れると、二人とも殺されちゃうのは、バーキン兄妹の近親相姦を許さない映画、ということになるのかもしれない。果たしてこの映画が恐れているのは、同性愛か、それとも近親相姦か?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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