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3.0点
リーサルウェポンとは、直訳すれば「致命的な武器」という意味で通常「凶器」と訳されるが、ここでは「人間兵器」を意味し、マータフが作品の冒頭で「危ない男」リッグスにつけた渾名である。 東西連戦が終結した1989年に作られたこの映画、アメリカの外に巨悪は存在しなくなり、映画は作りにくくなった。そこで南阿弗利加を悪役にするというのは少々短絡的すぎるという気はするが、まあ、それはそれ。基本的にB級映画なのだから仕方ないとしておこう。外交官特権を盾にする米国内での麻薬取引の実態も明らかになる.50万ドル以上が費やされた家屋倒壊シーンから船舶での決戦までを捉える怒涛のクライマックスも出色。
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