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リーサル・ウェポン2/炎の約束

ryo********

5.0

ネタバレ炎の続編!

含有成分:人間味。効能:心が温まる。 そんなハードアクションのパート2は、普通のアクション映画のクライマックスレベルほどのものすごいカーチェイスから始まる。しかもリッグスとマータフが駆る車がマータフの奥さんの新車(ファミリーカー)で、リッグスの無茶な運転でボロボロに・・・。この映画の壮絶さとおもしろさが表れたシークエンスだ。 このパート2、間単に言うと1作目に比べて全体的に大味になった感ありだが、『リーサル・ウェポン』の世界観を決定付ける、とてもよく出来た続編である。 相変わらず我が身の危険を省みない行動のリッグスだが、1作目の「いつでも死ぬ覚悟が出来てる人間兵器」から捨て鉢なところが無くなっており、「子供のように無邪気な正義感」からくる行動への変化が見て取れる。それは、マータフとマータフの家族との微笑ましい交流を的確に描くからこそ納得せしめる、リチャード・ドナーの手腕。 今回の敵は1作目よりも強大。外交特権なんかを行使するアンタッチャブルな相手だ。 それなのに、南アフリカ領事館でのマータフの行動(大爆笑)はじめ、巨悪を徹底的におちょくる二人。現実的にはLAPDの手に負えない相手だと思うのだが、クサイ奴らを放っておけない正義漢に「やれやれ!やってしまえ!」無責任声援。 そこにレオ・ゲッツ(ジョー・ペシ)という、うざいが憎めないキャラクターを投入し、2+1=3人の掛け合いが見所の一つになっていて、相当笑える。 終盤、リッグスの妻が命を落とした真相が判明し、LAPDの仲間が次々に抹殺され、リカ(当時エイス・ワンダーのパッツィ・ケンジットの起用は謎だった。stay with me♪別に好きなわけではない。)の命まで奪われ、リッグスの怒りが爆発する。防止を目深にかぶった無表情のリッグスに、私怨含みゆえの尋常ならざる怒りを、静かであるが激しい怒りを感じ、根城をぶち壊したリッグスと一緒になって雄叫びをあげたくなるぐらい、興奮は最高潮に達する、炎のような映画。 ダウンヒルのチェイスも大好き。 ところで邦題の「炎の約束」。約束なんかしたっけ?

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