離愁

THE LAST TRAIN/LE TRAIN/THE TRAIN

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離愁
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(8件)

切ない15.9%悲しい13.6%絶望的13.6%泣ける9.1%ロマンチック9.1%

  • gen********

    3.0

    絶望

    女性の素性が分かり、女性も自分も妻子も全ての運命が絶望へと向かって動いて行きます。ロミーシュナイダーでは、「サンスーシの女」も絶望的なラスト。 どちらも辛い時代を象徴する作品。

  • bar********

    5.0

    離愁

    この映画は、胸が痛くなる。しかし劇的な表現は少なく、背後にある現象を読み解いていくことで深い悲しみや葛藤にとらわれていく。人間の静かな表現は巧みで目を見張る。列車で疎開をしていくのだが、この情景にはやや平凡なものが混じっている。しかし戦争の描写は迫真で効果的である。平穏時と緊張時の対比が非常に巧妙で、非日常に向かっていく人間の描写も現実的だ。人間の観察をすると非常に面白い。 だが、やや大人な映画すぎるかな、と私は感じた。背後にある成り行きをある程度考慮しないと、素晴らしい味わいにたどり着けないのは、ある意味においては欠点とも言える。

  • 一人旅

    4.0

    避けられない愛と運命

    【ストーリー】 第二次世界大戦時、フランス人のラジオ修理工ジュリアン(ジャン=ルイ・トランティニャン)は妻モニークと娘と共に、戦火を逃れるため列車での脱出を決意する。しかし、ジュリアンは妻子の乗る客車には乗れず、ひとり貨物車に乗ることになる。そこでジュリアンはアンナ(ロミー・シュナイダー)という名のユダヤ人女性と出会う・・・。 ジュリアンは妻を心から愛しているようだったし、妻は第二子を妊娠している。それなのに、ジュリアンはアンナと愛し合うようになってしまう。正直、ジュリアンの行動を最初は理解できなかった。円満な家庭が壊れるリスクを承知の上での不倫愛。それは揺るぎようの無い事実。でも、客車と貨物車が切り離されたことで行方が分からなくなった妻子を必死に探すジュリアンの姿を見ると、妻への愛はまだ失われていないようだ。ジュリアンは妻モニークを愛すると同時に、新たにアンナをも愛しているようだった。それは愛の産声を理性で抑えることはできないからだと思う。ジュリアンの行動を正当化したくはないけど。 そして何と言ってもラストシーンが最も印象深い。 ジュリアンの愛の真偽が明らかになると共に、彼が下した悲痛なまでの“ある決断”に衝撃を受ける。

  • mor********

    5.0

    素晴らしい共演

    ジャン・ルイトランティニャンとロミー・シュナイダー共演だけで 観る価値ある作品と思います。 ラストなんかすごく印象に残ります。

  • bakeneko

    5.0

    隠せぬ想い

    ジョルジュ・シムノン原作の映画化で、1940年初夏のドイツ軍の電撃的なフランス侵攻の際の避難列車を舞台にして、一組の男女の刹那的な激しい恋を情緒たっぷりに謳いあげたコンパクトな佳作であります。 “メグレ警部”シリーズが有名な為に推理小説作家と定義されているシムノンですが、「仕立屋の恋」等の恋愛小説の傑作も残しています。そして、元来ベルギー出身の人なので、本作の舞台となった北フランスからの汽車紀行風景に関してもとても詳しく、田園地帯や森を抜ける列車の旅の景観描写は生き々としています。 本作はドイツ軍の侵攻によって混乱する避難民の汽車の旅を詳細な生活描写と臨場感で描いて、“戦争突入による生活への不安と焦燥感”を画面から滲ませると同時に、その非常時に偶然出会った男女の心の接近と愛情への推移を詳細に見せてくれます。そして、不自由な環境での出会いから次第に燃え上がる情念を、丹精に積み重ねる心理描写で浮き彫りにしていくのであります。男―ジャン=ルイ・トランティニャン、女―ロミー・シュナイダーという演技と美貌を兼ね備えたカップルが魅せる―メロドラマというには厳し過ぎる刹那的な“愛の炎上”は、戦時中という過酷な状況下ならではの逼迫した心理状況と相まって、異様な強さと切なさを共感させてくれるのであります。 プロローグとエピローグを除いて、避難列車での移動中に物語を凝縮している密度の濃い語り口のドラマで、主演の2人と一緒に汽車をリアルタイムで旅している様な臨場感を感じさせてくれます。 撮影のワルター・ウォティッツが映しだす北フランスの5月の緑に満ちた風景や、音楽のフィリップ・サルドの抒情性溢れるテーマ曲も印象に残る作品で、人間&恋愛ドラマファンにお勧めのフランス映画であります(ロミーは「夕なぎ」&「ルートビッヒ」と同時期で一番美しかった頃ですよ♡)。 ねたばれ? 1、この映画のテーマ曲は、デイズニーの「不思議の国のアリス」に出て来る“ア、エ、イ、オ、ウ―いもむしの歌”にそっくりです。 2、フランス人も立ち○ョンするんだ~。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
離愁

原題
THE LAST TRAIN/LE TRAIN/THE TRAIN

上映時間

製作国
フランス/イタリア

製作年度

公開日
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