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リトル・マーメイド/人魚姫 (1989)

THE LITTLE MERMAID

監督
ロン・クレメンツ
ジョン・マスカー
  • みたいムービー 67
  • みたログ 1,750

4.15 / 評価:404件

一途なアリエルにLOVE

  • 洋画好き さん
  • 2017年6月21日 20時14分
  • 閲覧数 1556
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ディズニーのアニメ作品で一番好きな映画です。
あの説教的で暗い悲しいストーリーの人魚姫を違和感なくここまで明るくハッピーエンドに持ち込んだディズニー渾身の成功作だと思います。勿論原作の人魚姫も大好きです。
今までたくさんのディズニープリンセスがこの世に出てきたが、そのプリンセスの中でもアリエルが人気No.1だというのも頷ける出来です。

まず、人魚姫の主人公が可愛らしい。
原作の人魚姫は大人しく考え深い性格で、明るく脳天気なアリエルとは性格が真逆です。

そして原作も同じく出会った王子に恋をします。人に愛してもらって自分も不滅の人間の魂を手に入れて人間の仲間に入りたいと思うようになる。
王子の事が好きすぎるあまり、声を引換にしてまで人間になります。そして薬の副作用で一足ごとに歩く度に針を踏むかのような激痛に見舞われますが、人魚姫はそれでも良いと思い、王子の側にいる事を望みます。
しかし人間と人魚は決して結ばれない存在なので、最後は王子を殺すか自殺するかで悩み、結局姫は死んでしまいます。

原作の人魚姫は蠍座の女みたいに色々な意味で愛の深すぎる女でした。重すぎるんですよね、愛が。見てるこっちが疲れちゃうというか(苦笑)
こんな原作に忠実なアリエルだったら決して人気は出なかったと思います(笑)

アリエルはあくまで現代のティーンエイジャー、丁度男の子が気になる年代で、活発で遊び好きでちょっと怠け者で世間知らずというか、そこが現代っ子と重なり合い共感されるのだと思います。
ふんわりとしたロングヘアー、ぱっちりした目、可愛らしい声、見た目も現代の理想の女性像に近く、大人の女性からも支持される要因があると思います。

曲も共感できる節々がたくさんあります。
パートオブユアワールドはまだ見ぬ世界への憧れや期待、色々な規則に縛られる不自由な現代人の葛藤に通ずるものがあります。

展開はお決まりのプリンセスサクセスストーリーなのですが、個人的にはシンデレラや白雪姫、眠れる森の美女よりストーリーの進み方が大胆でこちらの方が全然好みです。

サブキャラクターも皆愛嬌があり、愛せるキャラばかりです。

王子エリックは飾らない若者だけど、助けてくれた女性(アリエル)の事を何が何でも探し出して結婚するというロマンチックな一面を持つ男性。
お世話焼きなカニのセバスチャンが歌うアンダーザシーとキスザガールはムード満点でつい口ずさんでしまいます。個人的に1番頑張ったキャラだと思います。
フランダーはアリエルの友人で、話し相手です。
トリトンはアリエルの父であり、人間達から讃えられる海の神です。そんな海の王でありながら、我儘娘のアリエルには手を焼いている…
そこが現代の親像と通じていて「あ〜、分かるよ…」みたいな感じで共感出来ます。

海の魔女アースラも強烈で、ある意味アリエルより存在感があるかも知れません。マツコデラックスみたいなインパクトのある見た目と巧みな話術と毒舌でアリエルを圧倒します、悪役の中では一番好きなキャラです。
彼女の持ち歌である「哀れな人々」も聴きごたえありです。

そして、ディズニー最後の手描きアニメである事、これに尽きます。
透き通るような美しい海を再現しつつ、手描きで絵本のようなメルヘン感を出しているのは凄いの一言に尽きます。

これが、アリエル(リトルマーメイド)が一番人気の理由になるのもわかる気がします。
勿論、ほかのプリンセスもそれぞれに魅力がありますし、褒められる所も沢山あります。
ただ、アリエルがここまで沢山の人に支持されるのはこのような意味があるからだと思います。

リトルマーメイド本当に大好きです!
このような素晴らしい作品を作ってくれて、ディズニー、本当にありがとう!!

長文失礼致しました。

詳細評価

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