美しき諍い女(いさかいめ)

THE BEAUTIFUL TROUBLEMAKER/LA BELLE NOISEUSE

237
美しき諍い女(いさかいめ)
3.5

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(26件)


  • kaz********

    4.0

    ネタバレ「美しき諍い女」の絵を見たかった。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • oir********

    5.0

    三方良しならぬ「三方緊張」のしんどい映画

    これは視聴に並々ならぬ緊張感と忍耐力を要求される超級ロング映画。 監督はもちろん俳優陣、特にモデル役の女優もまた相当の緊張感を強いられたと推察される。 最初に見たのが20年近く前。当時の記憶は殆ど残っていないが「何か」が深く刻み込まれていた。今回ギャオ無料にそのタイトルを見つけオオッ・・という軽い感嘆が呼び覚まされ再視聴。 スタートしてタイムカウンターを見たら驚愕の4時間!! それも忘れていたわけだ笑 あらすじは創作意欲が枯渇しつつあった有名老画家が、画商が連れてきた若い女性に創作意欲を掻き立てられ、未完のまま放置していた「美しき諍い女」を画き始めるというもの。 それと並行して画家の絵の元モデルでもあった妻、新しいモデル女性の恋人男子、その妹、計算高い画商らが織りなす「愛と嫉妬の諍い」が繰り広げられる。 本筋の絵画製作場面は油絵経験者であれば本物の描画過程であることが理解でき、モデルへの厳しいポーズ要求などにこちらもつられて緊張感がみなぎってくる。 本作の大きな魅力の一つにモデル女性の可愛さ綺麗さに加え肉体美の見事さも挙げられる。変な例えだけど丸々太ったサバのような厚みが素晴らしく、これなら絵描きであれば誰であれ絵にしたくなるという説得力に満ちていた。(ヌードの件さえ忘れていたことに呆れ返る・・) しかし、せっかく完成した「美しき諍い女」は・・とネタバレはやめておきますが、そのもやもや感こそ「深く刻み込まれた何か」の一つだったわけだけれど、それが原作に準拠したものかどうかは分からないにしても、映画の演出的にはそれでよかったのかもしれないなと理解は可能。もし下手な絵を見せたら全てがおじゃんになってしまうので。 各登場人物たちの「愛と嫉妬の諍い」に関しては、それも見所なので見てのお楽しみとだけ述べておきます。 ロケ地南フランス(?)の素晴らしいとしか言えない雰囲気が映画全体を包摂していて、それが実は一番ポジティブな印象として心に残っていたのだと気付きましたよ。 今回は1.5倍速で見ましたが、お急ぎでなければ普通速でじっくり4j時間見てみるといいかもしれません。 4.6の五つ星

  • lad********

    1.0

    ネタバレ3時間57分

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • とみいじょん

    3.0

    創造の時。自己との、魂との対峙

    途中で休憩をはさむ映画はインドだけではなかったんだ。 自分の求めるものは何なのか? 否、それは”私”が求めているのか? それとも、何か大いなる力に描かさせられているのか? 歴史を越えて、人の心を揺さぶる芸術について、よく作り手が語る言葉。 そんな瞬間・過程をひたすら紡いだ映画。 画家とモデルがアトリエで対峙する。そこにその妻やその恋人の思惑が絡む。  それだけの筋で、4時間。 キャンパスに色を塗りこめる。それだけなのに、なんともいえない緊張がはらむ。 そんなシーンが繰り返される。  それだけで、4時間。 なのに、なぜか目が離せなくなってくる驚嘆すべき映画。 音楽もほとんど自然音。 鄙びた?自然あふれる村に立つ城。 その納屋を改築したアトリエ。ホテルの部屋。 そんな閉塞的な空間と、突き抜けるような空と森、朴訥とした村の佇まい。 その中で巻き起こる登場人物の心の揺れ動き。 それは、たんなる気分ではなくて、生き方にもぐいぐい迫ってくる。 そんな凝縮された部分と、解放感のバランス・間も見事。  最後に画家の取った行動は、傲慢なのか、称賛を捨てて、モデルや周りの人を守った人間性なのか。  妻が書き足した十字架。それは誰のためなのか?自分の?夫の?マリアンヌの?  そして、封印された”もの”を心に秘めたマリアンヌの変化。児童文学『クローディアの秘密』にも通じるテーマ。   何かを産み出すときの、逡巡と、緊張・高揚を知る人には、その感覚を思い出させてくれる。  内側から溢れ/滾る何か。時に、永遠の時・飛翔・拡がり。と、同時にコントロールを失いかねない危うさ。恐れおののきつつも止まらない”何か”。  その創造性に、最初は利用されるだけの存在でありつつも、しだいにインスパイアしていくモデル。そのオーラがすでに芸術…。  二人の一体感。昇華…。 その傍にいる人々。置いて行かれるやるせなさ。 そして、完成させてしまった時の満足・後悔・空虚…。 芸術論であり、地味なのに濃厚な人間ドラマ。 とはいえ、この長さ。再鑑賞には覚悟がいるし、誰にでもお勧めできる作品ではない。 受け身で鑑賞する人にとっては眠いであろうから駄作となり、 好みがあう人にとっては傑作となる。 P.S.:作品情報で知ったが、 ヒロイン(モデル)は、『ミッションインポッシブル』の初代ヒロイン・クレアを演じた方なのね。 そして画家は、ドヌーブさんの『昼顔』のあの方。

  • 一人旅

    4.0

    芸術家の秘匿性と孤独

    第44回カンヌ国際映画祭グランプリ。 ジャック・リヴェット監督作。 裸婦像の制作に取り組む画家とそのモデルとなった女の関係を描いたドラマ。 『セリーヌとジュリーは舟でゆく』(74)、『北の橋』(81)のヌーヴェルヴァーグを代表する映画作家:ジャック・リヴェットがバルザックの短編「知られざる傑作」に着想を得て制作した上映時間4時間の大作ドラマで、未完の絵画を巡る男女の心理葛藤劇をじっくりと見せていきます。 屋敷で不仲な妻と暮らす高名な画家が、自分を敬愛する青年の恋人である若い女性をモデルに指名し、過去に一度制作を断念していた未完の絵画「美しき諍い女(いさかいめ)」を完成させるべく再び筆を手に取る姿を描いたもの。静謐な映像がひたすら続く作品ですが、画家とモデルが織りなす緊迫した心理葛藤劇に4時間という長尺を感じさせない作風となっています。 端的に言えば、画家とモデルの閉塞的な芸術追求の過程を描いたもの。画家と女性が二人きりでアトリエに閉じこもって、画家の要求に応じて様々なポーズを決める女性を画家は延々とキャンバスに描いていきます。画家と女性は、要求する者とされる者ですが、日が経つにつれ両者の主従関係に微妙な変化が訪れていきます。二人の間に流れる、静謐な映像とは対照的な緊迫した心理的せめぎ合いに見入る作品となっています。 目には見えないものを絵画として具現化する画家の苦悩、一日でモデルを辞めるはずが次第にのめり込んでいく女性の心境変化、アトリエに閉じこもりっぱなしの女性に疑惑の目を向ける恋人の青年、自分をモデルにした絵を消されたことに憎悪を抱く画家の妻―と、アトリエで続く画家と女性の共同作業が周囲の人間の心理にも少しずつ影響を与えていく様子が映し出されます。 画家が本当に描きたいものを素直に描くと、周りの人間との関係が破綻しかねない(絵画は人の見たくない、見せたくない部分を容赦なく曝け出す)。他者との関係を平穏に保つためには、時には“偽物の(真に描きたいものではない)絵画”でその場を上手く取り繕う必要すらあります。本作は、他者との関係を無視できないがゆえに秘匿性を堅持しなければならない芸術家の孤独と葛藤に向き合った心理ドラマであります。 主演は名優:ミシェル・ピッコリですが、キャンバスに筆を走らせるシーンは実際の画家が代行しています。そして相手役:エマニュエル・ベアール(撮影時26歳)の覚悟の熱演に拍手喝采で、フルヌード&多彩なポージングを惜しげもなく披露しています。

  • nor********

    2.0

    なが~い

    4時間の映画は初めて トイレと飲み物補給で二回外に出てしまった それでも内容は理解可能でした ただ画を描いているのを淡々とやっているだけだったから 日本語字幕の意味も難解(本当にあってるの?)でところどころわからなかった 幸いに映画館内は独りだったので歩いたりストレッチで乗り切りました ずっと座って見た人は尊敬してしまいます

  • pyo********

    5.0

    芸術的な美しい体

    画家の創作意欲を湧かせるモデル役に、エマニュエル・ベアールはぴったりの女優さんですね。 その体は芸術的と思えるほど美しかったです。ずっと絵画を観ているようなアート的な映画だと思いました。アート好きな人には高評価かもしれません。 欲を言えば画家の冴えないおじさんが、もう少しフェロモンを感じるようなステキなおじさまだったら良かったなぁと思いました。

  • yok********

    4.0

    芸術家の苦悩とエゴと底意地の悪さ。

    よく表現されていたと思いました。 出だしは少々の退屈感はあったものの、景色が美しく、色合いも素晴らしかったので4時間弱の長さは感じませんでした。

  • swi********

    1.0

    何も感じなかった

    時間の長さは不思議と感じなかった しかし内容はいいと思わなかった 登場人物全てが物事を小難しく考えてるのが疲れた 画家の絵も好みじゃなかった 何が評価されるのか良くわからない

  • uso********

    2.0

    フランス製の映画に偏見を抱くきっかけの…

    公開当時、ヘアヌードに修正を加えることが芸術への冒涜に他ならないという論争を巻き起こした映画。そして、エマニュエル・ベアールの裸体目当てに、多くの頭でっかちが劇場に足を運んだ作品。 ただのつまらないデッサン画を作品にまとめることもなく、世に出した無責任な作品だろう。きちんと編集して、映画として完成されたものであったなら、べアールのヘアなんかあったって無くたって、どうだっていいのに。 残念ながら、それ以外の内容はとんと覚えていない私も、そんなスケベ心を抱いていた一人の男で、映画会社の戦略にまんまとひっかかったのだ。

  • cgk********

    1.0

    バルザック作「知られざる傑作」とは別物。

    大学院の必修授業で、バルザックの「知られざる傑作」が課題でした。 で、本を読んでも「バルザックの芸術感とフレンフォーフェルの芸術感が必ずしも同じではないことを述べよ」が全くわからず、まず「映画(DVD)」へ……。 これが「エロ爺」と「モデル」の関係を延々と写しただけ……。 プーサン(プッサン)さえ出てこない。 結局「無駄な時間」でした。 余談ですが「レポート」は合格しました。がかえって「映画」を見て、小説の方の解釈がおかしくなり、まとめるのに苦労しました。 これと「原作」は、全くの別物です。 当時「キネ旬」の評価が良いのが?です。

  • 生田

    4.0

    ネタバレ封印した絵に秘められた本心。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • eis********

    3.0

    願望・嫉妬・意地のドラマ

    ヌードモデルの若い女と、それを描く巨匠画家の話。皆さんお待ちかねの、主演女優エマニュエルの美しいヌードシーンは開始から約1時間11分の所。 巨匠はエマニュエルに何度もアトリエに来てもらっては様々なエロいポーズをとらせ、作業に没頭するのだが…… 「全てを捨て去った時、残されたものが見える」「部分はいらない、全体が見たいのだ」 などといろいろ哲学的なセリフを言いながら、エマニュエルの裸に触っている。 ふつうのベッドシーンは映画で見慣れているが、絵画のヌードモデルをアトリエでじーっと眺めるというシチュエーションは経験した事が無いので、これはけっこう新鮮だった。 色んな風に取る姿勢を変えていくことで、こんなにも女体の見え方が違ってくるのかと、ちょっと興奮。 上映時間4時間という長さだが、わざわざ話を引きのばしているわけではなく、そのまま作業の成り行きをベタで撮ったらこうなったという感じ。息が詰まりそうになるアトリエでのやりとりと、屋外の南仏の風景が対照的。 「フランス映画だから」ってことを踏まえて、時間のある時に観ても悪くは無い一品。

  • bha********

    3.0

    こだわりをもった画家とモデル

    美しい建物、風景、そしてデッサン・モデル(エマニュエル・ベアール)が堪能できる映画です。 天才画家のデッサン画法が学べる点もポイントが高いと思います。でもインクの色がなかなか出ないペン先でガリガリさせながらスケッチする部分に苛立たされるのは私だけ? デッサン・モデルってかなりキツイ仕事なんだなぁって痛感させられました。そりゃ、足だってつるし、無理な姿勢でこうしてろなんて強引に指図されたら泣きたくもなりますよ。 テンポを求めて観る映画よりはその間と間のあいだから何かを読み取っていく、そういった内観的なものが求められる映画かもしれません。

  • みゅう

    4.0

    刺激され放題がつらいです

    日本で地鳴りを起こしてバブルが崩壊している真只中、コマ劇場前の広場にはでかでかとこの映画の看板が飾られていたなあ…。 「何て読むんだ、あの字は…」「フランス映画じゃ、見るの面倒くさいからやめとくか…」などと、友達と話したことを思い出します。 確かにフランス映画の悪い面、気取った気難しさがよく出ている映画です。 カンヌ映画祭のグランプリに輝いた作品ですが、そんな肩書きにはだまされませんよ。 この作品の本質はエマニュエル・ベアールのため息が出るような美しくセクシーな肉体を見せまくりたい…、という点にあったことは明らかです。 それも、ただ裸を見せるだけじゃ品が悪いし刺激が足りないとばかり、芸術的な作品にしようと考えたのか、本音を隠すベールを幾重にもかぶせているので、鑑賞後もスッキリしないことこの上ありません。 海老でもないのに無意味なくらい手や足をねじり、ベアールにいやらしポーズをこれでもかとさせつつ、プルンプルンの乳房を腕から挟み出させるなんて…、ウ~~ン、ワンダフルなんだけど、欲望は刺激され放題です、男の自分が情けない、みじめだなあ…。 オイオイ、何それっ!その姿勢、何か芸術と関係あるのお…?。 でも、たまりません。 たまらないから、何度も見てしまいます。 生きているうちにベアールのような美しい裸を惜しげなく見せてくれたこの映画に感謝感激です。 こんな乳房があるんだ。この腰のくびれは本物か?。お尻ってこんなに美しいものなのか!。出るのはため息ばかりなり。 でも、自分の気持ちはごまかせません。 この映画、芸術っぽい体裁を借りて裸を見せまくる偽善的な香りがプンプンします。 ヴィンセント・ミネリ監督がカーク・ダグラスとともに描いた「炎の人・ゴッホ」とえらい違いです。 ラスト、完成した作品を観客に見せないでストーリーを展開するのも、いかがなものでしょう。ショック演じるベアールの演技も空回りです。ジャック・リベット監督は見せたいものたっぷり見せたから、出来上がった老画家の作品自体は、どうでも良かったのでしょうね…?。 画家のイメージなどまるでないミシェル・ピコリも、この頃はいやらしく太り、しかも禿げていましたねえ。ベアールはここから、大女優の座に昇りつめていきましたねえ。この女優さん、根性ありますねえ。個人的には可愛らしい顔、しすぎているのが、ちょっと残念なんですが。 でも、ホントに素敵で美しい体でした。

  • hei********

    5.0

    238分の芸術!

    まず、邦題がたまらなくいい。「諍い女(いさかいめ)」ってなによ?と思うじゃないですか。Yahoo!辞書でも出てきません。映画の中では「けんかっ早い女、口うるさい女」と言ってました。音の響きからして早くもけんか売ってますよね。日本語の美しさを感じます。 それはさておき。この映画は238分、どえらい長さです。このジャック・リヴェット監督は、作品が長いことで有名らしく、究極は12時間40分(『アウト・ワン』Yahoo!映画の監督作品リストにも載ってないや)なんていうのもあります。 4時間のストーリーを60字以内で説明するならば、 かつて妻をモデルに「美しき諍い女」という大作を描こうとして挫折した天才画家が、若く美しい女性と出会い、再び大作に挑む。 というもの。これだけだと実に味気ないですね、やっぱり。 映画の半分以上は、アトリエでの画家とモデルとのやり取りを描いています。画家がデッサンをするノートまたはキャンバスを延々と映すカメラ。真っ白なノートに人物が浮かび上がってくる過程をじいっと観ていると、映画というより、NHKのドキュメンタリー番組を観ているような錯覚を起こしてしまいます。そして忘れた頃にカメラがふっと切り換わり、ポーズをとっている若いモデル、マリアンヌの豊満な肉体が映し出されます。 描かれることによって、自分自身がどんどん解体されていくマリアンヌを演じたエマニュエル・ベアールは見事です。彼女は常々やさくれた役が似合うと思っていましたが、私が観たなかでは、この役が一番素晴らしいのではないかと。 そして忘れてはいけないのが、ジェーン・バーキン演じる妻。序盤こそ、今回の彼女は珍しくおとなしい役じゃん、と思いましたが、やっぱりそんなはずはありませんでした。夫である画家とマリアンヌが次第に心を通わせていく様子を見てわなわな震える彼女は、口調が柔らかいだけに、怖すぎます。 芸術について考えさせられる素晴らしい作品です。 それを思えば、4時間なんて短いくらいです。 いやいや、ほんとに。

  • wjd********

    5.0

    絵描きが好きなもので

    若かりし頃、苦学生だった自分は美術を専攻している友人達のモデルをやってた時期があります。同性同士であっても、この映画のような鬩ぎ合いはありました。なので、この映画はおおいに感情移入できました。 絵描き特有の身勝手さ・絵に対する貪欲さが存分に出ているこの作品が自分は好きです。 また妻役のジェーン・バーキンが非常に良かった。ああいう女性が好みです(笑)。 エマニュエル・ベアールは手足が短く日本人に近い体型なので親しみがもてましたが、裸の時間が長かった割には艶っぽさが感じられなかったです。気の強い役柄のせいかもしれませんが。 絵描きとモデルというのは不思議です。相性みたいなものがあります。お互いの感情が溶け合う瞬間が生まれ、それが絵に顕れる。この映画を見ると美術館に行きたくなりますね。

  • shy********

    3.0

    現代を正確に発音できる人、この指止まれ!

    ラ・ベレ・ヌイズーズといふ風に言わないとアメリカではチケット買えなかったよ。他のアメリカ人も”原題の発音が難しいんで、やたらタイトルの長い映画2枚”って言ったら券出てきた。もっともそこでは映画2本しかやってなかったので、、そこは日活SM映画も上映したりする、由緒ある海外映画専門映画館である。英語字幕がおかしくて笑ったな。西海岸のサンタモニカにある。赤毛のアンのミーガン・フォローズがえらい柄の悪い役で出てたホームドラマ映画もそこで見た記憶がある。映画の感想?いや、Eベアール見たかっただけで内容は別に、、そういや、この映画見たとき、当時の愛車日産スタンザをインロックしてしまい、開けるのに69ドル払ったんだよな、、高かった、、、、、

  • dam********

    4.0

    「エマニュエル・ベアールの裸身」

     原作は、バルザック(1799年~1850年)の短編小説「フレンホーフェル画伯(知られざる傑作)」(1831年)。時代は、現代に移してある。  この映画の見どころは、マリアンヌを演じたエマニュエル・ベアールの見事な裸身と、老画家がマリアンヌのヌード・デッサンをひたすら描いて絵が姿を現してくる、そのリアルタイムの様子の二つに尽きる。それ以外は、はっきり言ってオマケだと思う。  老大家フレンホーフェルは、風光明媚なプロヴァンスの古城に、妻と二人でひっそりと暮らしている。新作の絵はほとんど描いていない。  ある時、フレンホーフェルを敬愛する新進の青年画家ニコラ・ヴァルテルが、マリアンヌという恋人を連れて老画家の住まいを訪れる。  フレンホーフェルは、そのマリアンヌを見て、10年前に妻のリズをモデルに描きかけて、最終的に断念してしまった大作「美しき諍い女」を、マリアンヌをモデルに再度手がけてみたい気持ちになる。  絵の制作にあたって、当然画家とモデルは、長時間、アトリエという密室内で二人だけの時間を過ごすことになる。そこから、いかにもありがちな、付随的なトラブルが起きる。マリアンヌと恋人ニコラ、フレンホーフェルと妻のリズ、それぞれの間に気持ちの行き違いなどが生まれる。それはそれで、余計だとは思わないが、基本的にはオマケ程度の意味しかないと思う。  さらに、4時間も引っ張って、最終的に画家の渾身の大作「美しき諍い女」は、観客の目に触れることはない。絵を見ることができたのは、画家本人とマリアンヌと妻のリズだけだ。  マリアンヌは、絵を見て、怒りに打ち震える。  リズは、やはり、と思う。  画家本人は、せっかくの大作を、アトリエの壁の中に、塗り込めて隠してしまう。  こういう展開は、肩すかしを食らったみたいなもので、本当に絵は完成するのか半信半疑だったとはいえ、けっこうがっくり来た。  姿を現さなかった傑作(?)について、あれこれ詮索することは、時間と思考の無駄だと思う。  絵は、観念ではなく、実際に目に見えるものだ。目に見えるものがすべてであり、すべてを語る。幻の傑作というのは、形容矛盾だ。だから、封印された絵が、どんな絵だったかを考えることには、意味がない。  目の前にあるのは、マリアンヌの裸身と、画家のたくさんのデッサンとその実際のタッチである。とくに、エマニュエル・ベアールの裸身の、とりわけその曲線の美しいことといったら、ため息が出るほどだ。それだけで、この映画を見る価値が、十分あると思う。  それから、ヒロインのマリアンヌが、モデルになる前と後では、明らかにその内面の何かが変わってしまっているらしく思われるところが、印象的だ。「美しき諍い女」とは、じつは完成した絵のほうではなく、マリアンヌそのものに他ならないのだと思う。  主人公の老画家フレンホーフェルが絵を描いているシーンは、フランスのベルナール・デュフールという画家が、実際に筆を執ってカンヴァスに向かっている様子を撮影したものだそうだ。  それから、映画のオープニングとエンド・クレジットの音楽が素晴らしい。ストラヴィンスキーのバレエ音楽「アゴン」だそうだ。

  • ごぉ

    3.0

    エマニュエル・ベアールを視姦する

    エマニュエル・ベアールの代表作である「美しきエマニュエル・ベアール」ではなく、「美しすぎるエマニュエル・ベアール」じゃなくって、「美しき諍い女」をようやく観賞。 観るのにちょっとした覚悟が必要な上映時間237分間が、さほどだれることもなく、流れるように過ぎていったのは、エマニュエル・ベアールの裸体の圧倒的な美しさに目を惹かれ続けるからこそ。 エロさというよりも芸術作品のような裸体に、ボカシが入っている今回のテレビでの観賞では、かなり勿体ない(エマニュエル・ベアールが全裸で、絵画モデルであるがゆえの様々なポーズをとってくれる)思いがどうしてもしてしまい、機会があれば「無修正版DVD」をぜひ購入したい。 女性をモデルにさあ今から絵を描く。 落ち着かない様子で視界に入る筆やキャンパスをいじりたおす画家の行動に、心理状態がよく現れている。 画家が、モデル女性を裸にするまでの過程。 「上にガウンがあるから」 今まで、交わす言葉を抑えてきたのは、SEXする前の男女が、お互いの思いを探り合う状況をわざと作りださんがばかり。 お互いが「言わなくてもわかるよね・・・」と、言葉にしなくても「裸になる」ことへ向かう。 ガウンを着て階段を降りてきた女性は、促されなくても自分から身にまとったガウンを脱ぎ落とす。 知り合って間もない男性を目の前に、全裸になる女性は、羞恥心、パートナーへの罪悪感、恐怖感、猜疑心ありとあらゆる思いが混ざる。 それがやがては解放感になり、最初にカラダから晒した女性は、やがて心まで晒すようになっていくのか・・・? 最初にカラダをさらけ出した女性が、カラダを視られることによりSEXにまで辿り着くような単純なストーリー展開ではなかったが、人間の心理状態をより複雑に、読解困難に描写していくお決まりのフランス映画ごとき手法は健在している。 エマニュエル・ベアールのファンであるならもう俄然お勧めなのは勿論、素人目にも素晴しく説得力がある実際に絵画を描いているシーンは、絵を勉強されている方々にも参考になる映画なのだろう。 直観的に、しかも感覚的に描いていくシーンは、まるで自分がエマニュエル・ベアールの裸をデッサンしているかのような錯覚にも陥る。 最後に念を押すと、この映画のエマニュエル・ベアールが溜息出んばかりに綺麗なこと。 このような綺麗な女体を観るだけでもこの映画を観る価値は、絶対にある。 作品として「愛を弾く女」(1992年)の方がおもしろかったが、「美しき諍い女」(1991年)の方がエマニュエル・ベアールの美しさが際立っていた。 ”DISCO“(2008年)→「変態島」(2008年)→「愛を弾く女」(1992年)→「美しき諍い女」(1991年)と続いたエマニュエル・ベアール出演作品観賞であるが、このまま全作品制覇まで突っ走りたいものである。 次観るべきは?どれかお勧めはございますか? 洋画★シネフィル・イマジカ

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