ROOTS/ルーツ
4.5

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(12件)

勇敢22.9%泣ける20.0%悲しい17.1%切ない14.3%絶望的8.6%

  • dqx********

    5.0

    ネタバレ不朽の名作

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yuw********

    4.0

    差別はよくない

    差別され虐げられた人々の目線の話。 子供の頃、親にテレビで見せられた。 長い話だった。大半は忘れたけど。 以下、余談********************* 中2の時かな、ちょっと入院した。 担任が何やら感心した様子で、黒人解放運動っぽい本をプレゼントしてくれた。 「ミ・・・」で始まる本。(忘れた) 「え?なんで?」と少し戸惑った。 どうやら、私の入院のおかげで、クラスのいじめが先生に伝わったらしい。 いじめられていた子が私へのお見舞いの文にその事をつらつらと書いてた。 こんな感じで。「あなただけはいじめないでいてくれてありがとう」というようなことを長々と書いてた。今思えば、担任はそれで初めて気づいたのかな。それであのプレゼントだったのかな。 ただ(もしそうだとしたら、だけど)、担任は誤解してる。 いじめられてた子のあの文面。あれは私への感謝というより暴露の気持ちのほうが大きかったように思う。偶然、いじめてない私が入院したことを利用して、担任に伝えたかったように思う。 というのも、私はいじめのことを知ってた。けど、それで「なんとかしよう」とは思わなかった。ただ見てただけ。そして参加しなかっただけ。 あれは不思議だった。初めはちょこまかした男子が始めた。一人の女子への悪口で始まった。そしたら日を追うごとにその女子へ悪く接する人が増えていった。 けれど、その女子にはいつも一緒にいる友人がいた。だからなんとなく安心してたんだけど。 ある日、その友人まで嫌がらせをし出した。さすがに私も「えっ?」と驚いた。 あれは不思議な感覚だった。まるで少数派が多数派に飲み込まれるみたいな感じ。 私は別に、担任が勘違いしたような「差別を憎む」みたいな精神は持ってなかった。ただ小さい頃から少数派の気分だったから。 周りにはキリスト教で毎週日曜に教会に行ってる人はいなかった。それで「周りと違う」って感覚を持ってただけ。 あと少し貧乏っぽかったせいもあるかな。みーんな持ってる流行の物などを買ってもらえなかったとか。 だから「自分が周りと違ってても平気」って感覚が身についたのかもしれない。 私一人がその女子をいじめなかった理由はそんなもんだった。特に守ろうという気も起きてなかったし。「みんなどうしちゃったんだろう」と呆然としてた程度。 その後、退院したら、その奇妙ないじめはなくなってたかな、そういえば。 ************************** 「ルーツ」のラストで、奴隷が解放された後のシーンを覚えてる。 奴隷だった黒人女性と、その主人だった白人女性が偶然出会う。互いに老齢になってる。 白人女性は気づかないが、黒人女性は気づいた。 一杯の水を求められて、黒人女性はこっそり唾を吐き入れて、白人女性に水を渡した。 恨みか侮蔑か。黒人女性のそんな気持ちが伝わるシーンだった。それくらいで治まるものでもないだろうにと思った。 ************************** さて、前述のいじめられてた女子だが。 20代の頃、一度同窓会があって。そこで初めにいじめを開始した男子に明るく嫌がらせをしてた。「〇〇くん、仲良くしましょう」と嫌味っぽく(笑)。その男子は「悪かった、勘弁してくれ~」と言ってたかな。 その女子は20代前半ですでに結婚して子供もいたとか。立派な主婦になってた。 いや、もともと気骨のある人だとは感じてたんだけど。あのお見舞いの文面からして。 「彼女には敵わないな~」と感じた。私は20代になってもぼんやりしたままの人だったので(苦笑)。 ***************************** 「いじめ」なんて言葉もなかった時代の話。 「ルーツ」も、遠い国の遠い過去の話じゃなくて、身近なところでも起こってる話かも。 ちなみに「ミ・・・」の本は途中で挫折した。「ルーツ」は見てるんで、それで勘弁してください、先生・・・ってことで。

  • サンゴ

    4.0

    マンディンカの魂と誇り、自由までの長い道

    とても有名な作品だけど、今まで見る機会がなかった。 私はとにかく何も悪くない人が悲惨な目に合う可哀想な話が嫌いで、内容が内容だけに避けてきたのも事実。 でも、今回BS-TBSが4週連続で全話放送すると知り、今見なきゃ一生見ないで終わるだろうと覚悟を決めて見てみた。全6話、CMカットしても約10時間のドラマをほぼ一気に。 いやー、きつかったです。 アフリカのガンビア、マンディンカ族の成人したばかりのクンタ・キンテは奴隷狩りにあい、アメリカに送られる。 今思えば、すべてのドラマの中で一番悲惨なのがこの冒頭の奴隷船の船中で、まさに地獄。 大勢の黒人が両手両足にかせをつけられ、ベッドとはよべない狭い荷台の箱の中で数ヶ月も寝かされる。 アメリカにつくまでに数割が死に、残った者も床ずれのせいで肉が削げ落ち骨が見えているしまつ。 その弱った体を強く見せるために傷口にニスを塗りこみ黒光りさせて、奴隷オークションに出される。 大きな農場主のところに買われたクンタ・キンテは、それでも決して誇りを失わず、何度も逃げ出そうとして捕まり、その挙句につま先を切断されたが、心折れることなくマンディンカの魂を伝え、自由を求めて生き抜いた。 その娘キジーは、売られた先の農場主に強姦され、その男の子供を生むが、父親の残した言葉を忘れることなく、生まれた息子チキン・ジョージにその思いをたくす。 闘鶏の才能があったチキン・ジョージは妻と子供たちから離され、遠くイギリスまで売られるが、のちに闘鶏で稼いで、自由の身に。 アメリカに戻ってきたものの、妻と子供たちが所有されている農場主の地域では、自由の身になった黒人でも、この地に60日以上留まれば奴隷に戻すというとんでもない法律が。 それでも残ろうとするチキン・ジョージに、妻が「私は自由な男と一緒になったんだ」と追い払う。 そこから長い月日が流れ、南北戦争が始まり、終わり、奴隷制度は終焉を迎えることになった。 しかしその混乱の中で土地に留まった一家は、農場主からなんだかんだと因縁をつけられ、精算されたはずの借金のカタに以前とかわらぬ奴隷生活を余儀なくされる。 その上、自分たちの地位と財産を危ぶんだ白人たちが黒人に思い知らせるためと言い、夜中にズタ袋を頭からかぶり、集団で黒人の家族を襲うのだ。 チキン・ジョージの息子トムとその妻、子供たちも襲われ、全身ムチで打たれて半殺しの目にあったトムが銃で反撃しようとしたその時、現れたのが長いこと不在だった父親チキン・ジョージ本人。 彼は南北戦争で北軍の兵士として戦い、闘鶏で金を貯め、テネシーに農場の土地を買い、家族を迎えに来たのだった。 この長い長い物語を書いたアレックス・ヘイリーは、クンタ・キンテから数えて7代目の子孫。チキン・ジョージの末娘シンシアの娘バーサの息子である。 テネシーに移ってからの一家は幸せな生涯を送ったらしい。 最後にはアレックス・ヘイリー本人が登場し、自分の言葉で物語を締めくくる。 これが私のルーツです、と。 ホントきつかった。 たくさん泣いた。 でも見てよかった。 みなさんも機会があったらぜひ。

  • eag********

    5.0

    伏線なんてなくてもドラマはこんなに面白い

    私は映画を「マニアック」「メジャー」と両極端なチョイスをするようにしております。 しかし、元来ミーハーな男です。「海外ドラマ」も人並みにハマりました。 有名どころは一通り抑えていると思います。 そうして色々な作品を観ているうちに徐々に気がついたのが、 「海外ドラマは3シーズン目になると急激に面白くなくなる」ということです。 2シーズン目まではよかったものがガクンと面白くなくなる。 なんか、観るのがダルくなってくるんです。 「LOST」が悪しき前例を作ってしまったのかなと思います。 「伏線」を悪用して話の進行を遅らせる。 「伏線」というものはこれから起こることの「準備」であって、言ってみれば「次回予告」です。 演出でごまかしてますけど、話の半分以上が「次回予告」なわけです。 結局視聴者はドラマを楽しんでいるんじゃなくて「その後を確認したい」だけなんでしょう。そうやって脳内麻薬を打ち込んで視聴者を麻痺させるやり方の限界が2シーズンまでで、それ以降は「もういいよ」ってなっちゃう。 この「ROOTS」というドラマは久々に楽しむことができました。 このドラマには思わせぶりな「伏線」というものがありません。 ただ、目の前に巻き起こった困難に立ち向かっていく人間の姿を描く。 ちょっとした「伏線」はすぐに回収してしまいます。 それなのに時間がとても濃密です。 きちんと人間が描けている証拠です。製作陣の真摯な態度が伺えます。 アメリカはこうゆう作品を面白くつくるのがほんとうにうまいですね。 「お勉強」で終わらせず、きちんと面白い。 他の国が「文化」を映画にしてきたことに対して、「文化」のないアメリカは「文化」として映画を鍛えてきた。 このROOTSというドラマは、そうゆうアメリカの娯楽が一番力のある時期に作られた作品です。同じ志を持って、このテーマに取り組んだとしてもこれを越えるのは難しいと思います。それほどに完成度が高いドラマです。

  • 散歩するめ

    5.0

    時間のない方はDVD1巻だけでも見てっ

    全8話、9時間以上の壮大な大河ドラマですが、 1・2話が特にオススメです。(それでも計3時間チョイあります。) 若きクンタ・キンテを演じるリバー・バートンさんが、 野生味あふれ、ものすごく目力のあるいい役者さんです。 (3話以降は俳優がジョン・エイモスに変わってしまいます。) 1・2話では、奴隷としてアメリカに拉致され、競売にかけられ、 一度は脱走するが、結局捕まってしまうまでが描かれています。 白人のだんなに「トビー」という名を与えられますが、 頑なに「俺はクンタ・キンテだ!」といい張ります。 その後も一貫して「マンディンカの戦士」であることに誇りを持ち続ける クンタ・キンテの姿に感動します。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ROOTS/ルーツ

原題
ROOTS

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

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