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ルシアンの青春 (1973)

LACOMBE LUCIEN

監督
ルイ・マル
  • みたいムービー 14
  • みたログ 135

3.82 / 評価:49件

青さ。

  • nhoi さん
  • 2008年2月21日 16時03分
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

第二次世界大戦下のフランスでゲシュタポ(ドイツ警察)に入りながらもユダヤ人の美女に恋してしてしまう若いフランス人の男の話。


人間が完成されていないうちに大きな権力を持つといかに腐敗していくのかがわかる、ルシアンの幼さゆえの権力の乱用は観ていて腹が立った。でも、そこまでしてフランス(ヒロイン)を手に入れたかった若者ゆえの甘酸っぱさも理解できる。

そういった物語をフランスの初夏なのかわからないが、夏の日の青々とした緑であったり美しい風景と対峙して上手く描かれていると思う。きっとルシアンもこの草木のように美しく、まだこれから育っていくはずなのだが戦争に巻き込まれて次第に汚れていく。それは痛烈な戦争批判でもあると思う。

また、今回もピアノの音色が良いです。

最後に大自然の中で二人がはしゃいでいるのは、もしかしたら戦争を忘れたありのままの若者について描いておきたかったのかもしれません。そうすると最後の場面を引き立たせると共にそれまでの物語いかに辛いものだったかわかるので。

静かな中に情熱を感じる作品だと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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