あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(3件)
- タロ
4.0点
ネタバレ無一文の流れ者ガスリー
このレビューにはネタバレが含まれています。 - chi********
4.0点
ウディ・ガスリーというと「フォーク音楽の父」。民族の中で長く伝えられていた歌などを、社会一般に広げた活動的な芸術家と言っていいかもしれない。1930年代の大恐慌時代の反体制的シンガー・ソングライターで、ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンなどに影響を与えた。 僕は、この映画を大学時代に観た。当時は、吉田拓郎やかぐや姫などが、絶頂の頃。その時期に、「フォーク音楽の父」の自伝的映画に触れた事は、大きなことだった。僕も毎日、ギターとハーモニカを吹き気取っていたが、アメリカの過酷な自然と社会問題について考えたこともなかった僕は、ウディの生き方に非常な感銘を受けた。 映画では、長い貨物列車の上で、ギターを弾くウディの姿。吟遊詩人ウディ・ガスリーのこの物語は、自伝「ギターをとって弦をはれ」の映画化で、必見の価値があります。
- いやよセブン
3.0点
ボブ・ディランに多大な影響を与えたフォーク・シンガーで、社会主義者、常に貧困層の立場に立っていた。 世界大恐慌の真っ最中、テキサスで貧しさに耐えきれず、単身、カリフォルニアへ、そこでは農場主が低賃金で労働者を働かせ、搾取の限りをつくしていた。 一見、茫洋として楽天主義のガスリー、彼が資本主義を嫌う素地が作られたことがよくわかる。 その後、歌の才能を見いだされ、生活も楽になるが、歌詞にまで口出しするスポンサーを嫌い、ニューヨークへと旅立つ。 「怒りの葡萄」でも描かれているが、1930年代のアメリカの貧困層が置かれた劣悪な状況は想像を絶する。 「フォークは反体制」はこの頃に出来上がったイメージでしょうか?
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第49回
LA批評家協会賞第2回