面白いけど、もっと面白いと思った
- 沢口なつき さん
- 2015年6月29日 22時44分
- 閲覧数 547
- 役立ち度 1
- 総合評価
当時の世代の人らに聞くと必ず名前が挙がる映画で、私は「或る夜の、出来事」が大好きなので、同じスクリューボールコメディと言うこともあり大いに期待して観た
結果、面白かったんだけど、もっと面白いかと思った
期待が大きすぎたのだろう
せっかく「ヘビ学者」という特異な設定にしたのだからもっとヘビが絡んで来ると思ったのだがちょろっと出て来るだけだったのは
当時ヘイズコードで厳しくセックスーンなどが禁じられていて、その為どうやってそこまでを魅力的に描くかというのが一つのジャンルになっていたので
ヘビ=男性器、の象徴という意味でヘビ学者という設定にしたのだろうと、と考える
そうでないと、あんなに練り込まれた脚本でヘビ学者の設定だけが活かされて無い事の説明がつかない
それにしてもこの時代のコメディ映画はどれも洒落ていて雰囲気が良い
ぼーっと観てるだけでも癒しになる
貞操が緩い=荒ぶる汽車、の表現は秀逸だった
詳細評価
イメージワード
- 笑える
- 楽しい
- コミカル
このレビューは役に立ちましたか?