あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(8件)
- エル・オレンス
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - oce********
4.0点
レニー・ブルースはいつものようにクラブで毒舌をまき散らすスタンダップコメディアン。 今日も差別用語や卑猥なネタをぶちまけるが、警察機関に目をつけられ次第に彼の周りには誰もいなくなっていく。 コメディアンの住んでる世界は華やかだが、実生活は寂しいというのは常。 そんなレニーの私生活も過激。 家族や恋人までもネタにする奔放ぶり。 ダスティン・ホフマンがそんな過激なコメディアンを演じ、息付く間もないしゃべりの連打は迫力を感じさせる。 ラストの静止画も印象に残り、白黒にしたのも正解。
- UBUROI
5.0点
芸人への愛情を込めてボブ・フォッシーが描いたひとつの肖像は、ダスティン・ホフマンの怪演で見事に再現された。ストリッパーとの結婚から始まり、キティの誕生の頃には妻が麻薬所持で有罪となる。そして自らもわいせつ罪によって何度も捕まり、裁判で喚き続けるそれがステージのトークと重なって、過去も現在も一緒くたである。
- mal********
4.0点
毒舌芸人という言葉がありますが、本作の主人公であり、実在の人物でもあるレニー・ブルースにも、それは当てはまるのかもしれませんが、映画を観るとそんな言葉さえ、彼には陳腐な表現に思えます。レニーが生きた時代のアメリカでは、彼のような表現者が人前でパフォーマンスを行うことは、タブーとされていたわけですが、今でもアメリカではその規制は日本ほど甘くありません。(日本はその点、無法地帯すぎる感もあります)何をするにしても時代の先駆者はそれなりの迫害を受けるようで、警察に公然ワイセツ罪で逮捕されている間はまだマシだとしても、(お約束事の)ドラッグに手を出した段階で精神は破綻して、人生すべてに精彩を欠いてしまう姿は痛々しすぎます。レニーを演じたホフマンの危機迫る演技は圧倒されますし(ホフマンのファンなら必見です)、ブルース・サースティーズのシャープなモノクロ映像も美しく、最後まで観る者を魅了する映画です。パーフェクトまではいかないまでも、本作がボブ・フォッシー監督の意欲作であることは間違いありませんので、よろしければご覧ください。
- bakeneko
5.0点
ネタバレ芸人としての生き様。
このレビューにはネタバレが含まれています。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
NY批評家協会賞第40回
カンヌ国際映画祭第28回