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レネットとミラベル/四つの冒険 (1986)

QUATRE AVENTURES DE REINETTE ET MIRABELLE

監督
エリック・ロメール
  • みたいムービー 5
  • みたログ 78

3.79 / 評価:24件

ロメールの軽快なオムニバス

  • 一人旅 さん
  • 2018年12月15日 20時29分
  • 閲覧数 500
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

エリック・ロメール監督作。

道端で出逢った女性二人の日常を描いたオムニバス。

ヌーベルバーグの巨匠:エリック・ロメールが撮ったオムニバス形式の映画ですが、冒頭、道端で出逢う二人の若い女性(田舎育ちのレネットとパリっ子のミラベル)が全話共通の主人公として描かれている為、相互に無関係なオムニバスではなく緩やかな繋がりを保った日常ドラマが繰り広げられます。

○第一話「青い時間」…田舎町での二人の出逢いと交流、そして夜明け前に訪れる一瞬の静寂を巡る話。瑞々しい田舎風景は絶品。

○第二話「カフェのボーイ」…パリでルームシェアを始めた二人。無礼な態度を取るカフェの中年店員に対峙することに。ある意味、不条理劇。

○第三話「物乞い 窃盗常習犯 女詐欺師」…万引き犯を助け出したことを巡る二人の熱い議論。切符代を騙し取る駅の女詐欺師役にロメール映画の常連:マリー・リヴィエール。

○第四話「絵の売買」…レネットの描いた絵画を一言も喋らず画商に売ろうとする話。一方的に喋り続ける画商と、頷きや身振り手振りだけで対応するレネットの画がユーモラス。

上記4つのエピソードで構成される短篇オムニバスで、それぞれ作風やテーマがガラリと変わるため飽きが来ない作りになっています。ロメールらしい言葉の応酬はもちろん、所々にユーモアを忍ばせた軽快な演出も魅力であります(明らかにアウトドア派な風貌をしたミラベルより、天然お嬢様風のレネットの方が自転車のパンク修理に精通しているという可笑しなギャップで始まる冒頭で掴みはOK)。

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