レビュー一覧に戻る
レベッカ

レベッカ

REBECCA

130

miz********

4.0

心理サスペンスかと思いきや…!やられた。

☆4つ。 イギリスの大金持ち「マキシム」の大邸宅マンダレーは、多くの人に憧れられている屋敷だった。 後妻として入った「わたし」は、邸宅を取り仕切る「ダンヴァース夫人」と不慣れながら上手くやっていこうとする。 しかし、ダンヴァース夫人は、今は亡き前妻の「レベッカ」を今でも異常なまでに崇拝している人物だった…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー いや~面白かったです。 さすがアカデミー作品賞受賞作。 序盤約30分は出会いから結婚までのステキなお話。 その後マンダレーに行ってダンヴァース夫人が登場してからはガラリと雰囲気が変わります。 今では不在の前妻レベッカの影に「わたし」が蝕まれていくんですが、ある時から全然違う展開に! サスペンスミステリーって感じですかね。 想像もしてなかったのでやられました~! 細かいツッコミどころやよく判らないところもあるんですが、全体の良さの方が勝ちました。 そしてレベッカを知る人はとにかく素晴らしい女性だとベタ褒めなのに、全く姿が判らないのも想像を掻き立てられて良い演出でしたねぇ。 主人公が「わたし」で名前が無いのも面白い。 レベッカの名前が更に際立つようにしてあるんでしょうね。 さすがヒッチコック。 このお話は「わたし」の変化も見所です。 「わたし」役のジョーン・フォンテインは、数百人の女優が6カ月もの過酷なオーディションを経て決まったそう。 変わっていく「わたし」を見事に演じていて素晴らしい。 スタジオの全員に、彼女に辛くあたるように指示したヒッチコックの采配も良かったようです。 この時22歳(若い!)アカデミー主演女優賞にノミネートされました。 納得。 次の作品「断崖」で主演女優賞を受賞していて、姉のオリヴィア・デ・ハヴィランドも主演女優賞を受賞しています。 主演賞を獲得した兄弟姉妹はこの二人だけなんですって。 そして彼女はなんと日本で生まれて2歳までいて、16歳からまた日本の聖心インターナショナルスクールに卒業まで通ったそうですよ。 96歳で亡くなりましたが、なんか家族との関係に色々な問題が多かったみたい。 結婚離婚も4回も繰り返してるし、性格悪かったのかな…?(^^; マキシム役のローレンスオリヴィエは言わずと知れた名優ですね。 まだ33歳なのにステキなおじ様だったなぁ。 ステキなおじ様と言えば「バニー・レークは行方不明」のニューハウス警部役。 見てる間は同じ俳優さんとは気付かなかったです(^^; そしてダンヴァース夫人役のジュディス・アンダーソンが素晴らしかった! 普段無表情なのに、レベッカの部屋でレベッカの事を語り、毛皮を頬に当てた時の表情がもう…怖(^^; ところで最初からずっと草笛光子に見えたのは私だけ? そうそう、ジャックとホッパー夫人が俗物で面白かったです(笑)

閲覧数1,108