じゅんさん
4.0点
平凡な田舎出の青年が金持ちを装うために身体を張る物語。 今定番になっているギャグがロイドによって演じられている。 とは言え、チャップリン・キートンと違うのが、平凡なキャラクターであるという事で、ロイドは突飛な事をせず「ごまかし」や「巻き込まれ」タイプの笑いが多い。 なので、今作はドタバタ喜劇なのだが、喜劇のドラマとしてその範疇を超えない所があって、他のロイド作品を観ていないので分からないが、ドタバタコメディアンではない作品で彼は本領を発揮できるような印象を受けた。 今作はやはり最後のビルのシーンが、ドキドキしながら笑える最高の場面。 緊張と緩和という定番の笑いが満喫できる。
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