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ロウヘッド・レックス (1986)

RAWHEAD REX

監督
ジョージ・パヴロウ
  • みたいムービー 1
  • みたログ 5

2.00 / 評価:4件

神様仏様生首様

  • 玉吉 さん
  • 2010年11月18日 15時36分
  • 閲覧数 279
  • 役立ち度 14
    • 総合評価
    • ★★★★★

『クライヴ・バーカー 血の本』が
意外に面白かったので、
おりゃあもう一本!とばかりに続けざまに鑑賞。
原作はやはり短編集「血の本」に
収められていた一編「髑髏王」(原題同じ)。
内容からすれば、どっちかと言えば
「生首大王」の方がシックリ来ると思うのだけど。


アイルランドのとある田舎町に、
一軒の古ぼけた教会があった。
そこは何百年もの昔から、敬虔な町民達が
神に祈りを捧げる神聖な場所であった。

が、その実。
神は「遅れて来た者」に過ぎなかった。
神がやって来る遥か昔からずっと、
ここに祭られる者がいたのだ。
―その名は「ロウヘッド」。
神の如き慈悲も愛も無く、
その荒れ狂う力を愚かな人間に示す恐怖の大王。

そして今。何も知らないバカな町民が、
教会の傍らに建つ巨大な石碑を取り払った。
そう。それこそは古の神が
ロウヘッドを封印した石碑であったのだ!

 バリバリバリッ! んがおー!!!


1986年の製作。
バーカーが世界的にブレイクして、
早々に作られた感じの作品。
脚本を劇作家のキャリアもあるバーカーが自ら
手掛けているので、世界観をそれなりに
落とし込もうと務めた跡が見られはする。

が、肝心のロウヘッドの
造型クオリティがどうにもこうにも酷すぎて、
ただの激安モンスター映画になっちゃった。
ただでさえ怪奇!イノブタゴリラ男というか、
戦隊モノとかのキグルミモンスターみたいな
風体なのを煌々としたライティングで
まざまざと見せつけてくるもんだから、
もう失笑しか起こらない訳で。

お話としてのクライマックスは
ロウヘッドの虜となってしまった聖職者が
その小便を浴びて恍惚の表情を浮かべる…
というなんとも強烈なシーンなのだけど、
これがまたキグルミの股間から
アカラサマにホースで噴射!といった感じで、
まず笑いなくしては見られない代物。

監督のジョージ・パブロウというヒトは
バーカーさんのお友達だったらしいけども、
さすがにこの不甲斐ない仕事ぶりに
バーカーさんはいたくガッカリしてしまい、
「やっぱり自分で監督するしかないんだ」
と一念発起した結果、あの名作
『ヘルレイザー』が生まれたのは有名な話。

とは言ってもバーカーさん、脚本も
あんまり褒められたもんじゃないと思うけど。
そう言えば『ヘルレイザー』のリメイクが
監督の度重なる交代やらで迷走した揚句
棚上げになってるみたいだけど、
いっそのこと自分でセルフリメイクやったら
イイんじゃないの??

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • パニック
  • 切ない
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