アレックギネスが出ている
- jul***** さん
- 2019年3月15日 0時44分
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前半、物語の立ち上がり部のところは期待が持てる盛り上がりだったけど、後半は話が澱んだし、締まりがなくなってしまった。
前半、マルクス=アウレリウスが出ている間は見れる。
エキストラを大々的に使ったシーンは、ローマ帝国の一時代の絵巻のようで、見ごたえある。
個人的には、シーザーがアレック・ギネスだったのが、テンション上がった。
SW前なんで、若い。
しかし、SW前とはいえ、面影がある。
ともすればマスター・オビワンの教えにも受け取れるから、良い(笑)
この部分だけでも見る価値がある。
しかし、中盤から話が停滞し始める。
いったい誰がどうなって、どういう思惑が交差しているのか、伝わってこない。
その上、話も最後になると、なぜこうなるのか、こういう終わり方をするのか、よく分からなくなる。
それで、これでローマ帝国は滅亡するのであるというナレーションが入るけど、この物語で滅亡するなんて思えなかった。
どちらかというと、コドモスという役柄がいなくなって、明るい兆しが見えたような気がする。
そういう合点のいかない後半だった。
調べてみると、歴史的にはこの後衰退して東西に分かれるので、まあきっかけ、ターンオーバーとなったところという感じかもしれないが、滅亡とは言わないだろう。
その辺がよく分からない点。
まあ、物語が二人の恋愛に重点を置いているので、その辺をみれば、この映画もそう悪くない。
若いソフィア・ローレン、ベンハーで敵役を熱演したスティーブン・ボイド。
いずれトランプ大佐となるクリストファー・ドラマー。
と、俳優陣は人気どころ、有名どころを取り揃え、豪華俳優陣といったところ。
コンモドゥスは、「グラデイエーター」のルシウスであるので、(色々名前多数の人らしい)、これも含めて見ると、楽しみが広がるかもしれない。
まあ、いろんな見方が出来る映画。
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