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ローラーとバイオリン (1960)

КАТОК И СКРИПКА

監督
アンドレイ・タルコフスキー
  • みたいムービー 22
  • みたログ 106

3.94 / 評価:33件

信じられない!

  • sin******** さん
  • 2017年5月26日 21時09分
  • 閲覧数 632
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画は僕が敬愛してやまないアンドレイタルコフスキー監督の(おそらく)処女作。しかし、本当に28歳で撮ったとは信じられない。才能の片鱗どころか、この頃にすでに作風を確立しているかのようです。
階級の異なるサーシャとセルゲイの心の通じ合いも美しいのですが、なんといっても演出が素晴らしい。
僕が特に唸った演出は、劇場での待ち合わせを約束するシークエンス。水溜まりを通して会話が写し出されるのですが、二人が待ち合わせる時間を確認して握手を交わす瞬間、水溜まりになにかが落下し、二人の手が見えなくなる。二人が無事に劇場で会うことができないということが暗示されている場面ですね。
またラストのカットは、スチームローラーが画面から消え、その影が残ったところで終わらせる、余韻を存分に味わわせてくれる演出になっています。
タルコフスキーファンのみならず、46分という上映時間でもあるので多くの人に観ていただきたい傑作です。

詳細評価

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