ローリング・サンダー

ROLLING THUNDER

95
ローリング・サンダー
3.7

/ 55

22%
44%
20%
11%
4%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(21件)


  • kaj********

    5.0

    ネタバレとてつもない名作

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • あき

    3.0

    ベトナム帰還兵

    アメリカのベトナム帰還兵の復讐劇をシンプルに描いてます。タクシードライバーのような派手な病みっぷりではなく、一度死んだという少佐の感情鈍磨はひどく、妻子が殺されても涙もでない。帰還してからの日常もどこか居心地が悪そうだ。若いトミーリージョーンズが少佐につきあって復讐に加担するが、全く迷いがなく少佐と行動するあたりも病んでいると思いました。

  • ta9********

    4.0

    何年か振りに観ましたが、やっぱ良い!

    この時代のアメリカ映画はどれも深いです! やっぱり「タクシードライバー」を筆頭にベトナム戦争が与えた得体のしれない 不安・虚脱・悲壮がちりばめられていて、最高に暗いのが素晴らしい。 特に本作は「タクシードラバー」系列ですが、「タクシー・・・」よりも更に陰湿で暗くて、もう絶望感しかない極限状態の連続です。 「タクシー・・・」が太陽だとすると本作は月のような、表裏一体のような作品だと思います。 やっぱ70年代のアメリカは最高に病んでるなぁ。

  • bim********

    4.0

    静かな悲しみと空虚さと暴力の映画

    悲しみと虚しさが静かに導く暴力。 表情の多くない主人公が心に痛い。 後輩役のトミーリージョーンズもたまらなく魅力的。

  • jir********

    4.0

    男の狂気を描いた作品

    物語を追って観る人には向いていません。 元軍人の復讐心からくる狂気を軸として描いている。 ラスト、娼館に乗り込むのだが、、、あれこれってタクシードライバーじゃない? と、思ったら脚本がタクシードライバーと同じ人だった。 同じ話ばっか描く作家が映画の脚本家には多いですが、正にですね。 監督でこんなに違う作品になるのだな、というのが勉強になった。 タクシードライバーとローリングサンダー、どっちも見た事がなくて迷った人は間違いなく、、、、タクシードライバー(笑)。 でも、迫力あって面白かったよ。

  • a24********

    5.0

    ネタバレ戦争の傷が生んだ「癒し系復讐映画」

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • www********

    1.0

    私には理解できませんでした

    ハードボイルドなんでしょうがないかもしれませんが‥、女の子を無意味に使い走りにしたり、超~目立つ車や、超~目立つ腕など、緊迫感とか、復讐心とか何も感じませんでした。ありゃ、完全に返り討ちに合うパターンでしょう。。

  • hi0********

    1.0

    作りが雑!

    カテゴリーとしては :(馴染みの)ポスターに騙された系 無口で奇妙奇天烈 何故か愛される英雄 観てるこちらは愛せない あの女優の美貌じゃ愛せない 作りが雑! 簡単に家に入れるし主役だけ殺されず 作りが雑! ブロンソンの狼シリーズにも言えるのだが・・・

  • みそチキンカツ定食

    5.0

    本当に復讐するときは、こんな感じだと思う

    幼い時にポスターにしびれた映画です。 映画を見たのは数年後、アメリカの歴史も ある程度、知った年になっていました。 ベトナム帰還兵が主役で売れた映画はたくさんありますが、 この映画ほどリアルな主人公はいません。 ベトナム戦争に従軍し7年過ごした男は、 帰還後、静かで無感情、泣くことも笑うこともありません。 それがすごくいい。 たぶん、こんな感じになると思うのです。 戦場で過ごし拷問を受ければ、信用も油断もできない。 シンプルなストーリーに、シンプルで納得できるセリフ。 事を終えたらさっさと帰る二人に、エンディングロール。 エンタメ映画で育った人には、相当、つまらない映画で つまらない主役の男です。 ただ、現実に何も怖くない男が、事を成し遂げた時は、 この映画のラストと同じです。

  • oce********

    4.0

    右手の鉤爪

    ベトナム戦争から帰還したレインとジョニー。だが彼らの心は沈んだまま。 さらに私生活もままならないレインの元には報奨金をせしめようと強盗集団が家に押し入り、妻子を殺され自身も片腕を失ってしまい復讐を誓う。 まるでB級アクションのような荒筋だが、終始真面目に展開する復讐劇。 特にラストの特攻劇による銃撃戦はすごい迫力を生んでいる。 ジャケ写からも「タクシードライバー」を意識している感じだが、単なるモノマネには終わってない。 同じ脚本家のポール・シュレイダーなのも偶然ではないだろう。 相棒のトミー・リー・ジョーンズは出演時間は短いが、やはりレイン役のウィリアム・ディヴェインが好演している。 暴力の連鎖から抜け出ることの出来ない帰還兵の心情を映し出している。

  • 一人旅

    4.0

    何もかも・・・何もかも全てを許せない

    TSUTAYA発掘良品よりレンタル。 強盗に妻子を殺害されたベトナム帰還兵の復讐を描いた作品。 妻子が殺されるシーンが生々しい。そして怒りと悲しみに震える男の感情。画面を見つめる側も心に誓う。「断じて許すことはできない」 クライマックスの売春宿襲撃は、それまでの静かで地味な展開を一気に打ち破るほどの衝撃。 復讐を成し遂げても心は晴れない。製作当時の空虚さに満ちた病めるアメリカを象徴した映画だった。

  • hid********

    4.0

    心が死んだ男達の生き方

    DVDも持ってるぐらい好きな映画。この映画全体に 漂う「冷たさ」はこの時代しか作れない作品かも。 映像的にはB級でありながら一種、ペキンパーを 思い出すような部分もある。 B級映画と片付けられない孤高さがあるのだ。 展開もトロいし、通常理解不能な部分もあるが、 「タクシードライバー」もそうだったように、 戦争帰還兵の心の闇が、機械のように無感情に 暴力へと突き動かす独特の怖さ。 そうゆう自分には無いものに魅力を感じてしまう。 本当は☆がかなり5に近いのだが、客観的には4.5ぐらい。

  • hid********

    5.0

    伝説のB級カルト映画

    若い時見逃した伝説のB級カルト映画。 平和な日常を虚ろに過ごすベトナム帰還兵が、個人的な復讐と殺戮の中に、嬉々とした高揚感と恍惚を見出す、悪魔的な脚本が不気味で素晴らしい。 暴力の本質に正面から向き合った作品としては「タクシードライバー」や「スーパー!」に並ぶ怪作!

  • spa********

    4.0

    許されざる者

    ベトナムとはやはりそういうことだったのかと、いささか胸を締め付けられる思いでエンドロールを見つめた。ここで言うベトナムとはある時期そこへ赴いてしまった者にとっての、一時の郷愁に浸り、心置きなく信頼できる人物のそばで安心して普段通りの生活をおくれる帰るべきであろう居場所を奪う記号だ。しかし、そんなことを描いたベトナム後の映画は云百とあるが、どうやらこの作品はそれらとはちょっと違うらしい。画面/演出ははっきり言えば凡庸で、照明にしても良くない。夜は相対的に暗いだけで、映画的な夜のエロティシズムを作れていない。社会との関係を描くことを主とする映画というのは、得てしてこのような凡庸な画面/演出が多い。まあ、そんなことは見る前からある程度予想していたが…なぜならそれは70年代の映画だから…いわゆるニューシネマとかいう反骨映画でしかないからで…まあ、それは置いといて。 そんな、凡庸な画面にやはりこの程度かと、社会との関係を描く映画の限界を少し感じながら、時間が経過していくと、先にも書いたとおり、どうやら云百とあるそのような映画とはちょっと違う。ただ、それに補足しておくと、画面と演出は凡庸だとはっきり強調しておく。しかし、、、しかし、、、何故だろう、、、画面というものを崇拝している私が、エンドロールのころには感動している。恐らく、その感動は作者の誠実さに心打たれてのことだろう。 はてさて、その感動を言葉にすることが難しいのは分かっているが、あえてそれに挑戦するならば、「許されざる者」と「居場所の再発見」というところだろうか。ウィリアム・ディヴェインとトミー・リー・ジョーンズの二人は恐らく、すべてを許していない。帰るべき場所を奪った社会も、その場所であのベトナムとは180度も違う生活をおくっていた者たちも。勿論、犯罪者も含めて。すべてが皆、文明の幸福に浸り(犯罪もある意味幸福だ)、ベトナムに赴いた者たちから、ほとんど無意識にすべてを奪っていってしまっていた。それらのすべてを彼らは許していない。勿論、例外はいる。息子とあの追っかけの女であるのだが、息子は無垢であるが故に無償の愛情を注げる対象であるのは、言わずもがなだが、あの女は何故なんだろう。恐らく、ベトナムの後遺症から許されるべく文明の幸福とやらからはどうやら程遠い位置に離れて存在している、ほとんど孤独といっていい人物だからだろう。 さあ、最大の感動はというと「居場所の再発見」だろう。それは、トミー・リー・ジョーンズによって露呈するのだが、ディヴェインが「息子を殺した奴らを見つけた」と言ったときのあの表情はどうだろう。ベトナムに行った者は結局ベトナムしか居場所がないのか、また、あそこに戻れるとでも言わんばかりに生き生きとした表情を見せる。居場所のない場所に、ディヴェインがまた自分の居場所を持ってきてくれたことの喜びがあふれる。この「居場所の再発見」が社会に対して、そして、人類に対して、皮肉にも、逆説的に否定してかかる。これぞ真摯な態度といわず何と言おう。それに、ディヴェインとジョーンズの二人も正しい人間ではない。彼らを作り出したのは社会が彼らを送り出したあのベトナムの地の記憶なのだ。となると同時に彼ら(ディヴェイン&ジョーンズ)も「許されざる者」へと急転直下してしまうのではないか。しかし、それは、社会倫理から見たわれわれの視点によって形成される「許されざる者」だろう。われわれの倫理に対しても誠実だった。 しかし、このディヴェインの「息子を殺した奴ら…」は、なんと端的に「許される者」を表現しているのだろう。妻は殺されてしかるべき「許されざる者」だと言わんばかりに無視されているのだ。ここにも、テーマに対する誠実さが現れているではないか。 さて、実は、私はこの作品を映画史に残る大傑作だとは思っていない。勿論、世間が見るがごとくのカルト作品としても見ていない。実に、真摯な態度にただただ感動したとそれだけの作品にすぎない。しかしその感動は社会への、そして人類への実に厳しい攻撃だったことに気付く。

  • aki********

    4.0

    強烈に漂うベトナム臭。

    冒頭の空港場面から強烈なベトナム臭を感じる映画なのだ。それは人々のファッションでもなく掲げるプラカードでもない。数々の映画の中で描かれてきた状況設定が観る者にデジャブを感じさせる。脚本がポール・シュナイダーなので主人公のチャールズは「タクシードライバー」のトラビスと見事に重なる。唯一の違いは家族が居るか居ないか?いや居たか居なかったかの違いだけである。それにしてもラストのアクションシーンは敵に警告もなしに報復する所など観終わったときの爽快感が凄く湧き出てきた。今なら登場人物をもっと掘り下げ、複雑にするだろうがこの時代の映画は直球一本やりなのだ。  エコとは相反するキャデラックを堪能しただけでも収穫のある映画だった。

  • tau********

    5.0

    タクシードライバーよりも・・・

    ポール・シュレイダー脚本、ベトコン帰還兵が主人公ということで、「タクシードライバー」と比較されることの多い本作だが、個人的には本作を押したい。 ベトコン帰還兵の終わらない戦争を描いた作品は数多いが、本作ほど活劇としての面白さとバランスの取れた作品はないのでは。 ベトナムで一度「死んだ」帰還兵が、壮絶な復讐により生を取り戻していく姿は、壮絶だ。特に、自らは復讐心がないにも関わらず、暴力により「復活」するTLジョーンズの演技は印象深い。 「タクシードライバー」よりも、「ランボー」よりも、断然正しい本作を大きく評価し、日の目を浴びさせたタランティーノは、すばらしい。そして、本作のような活劇を受け継いでいるのも彼であることは、「デス・プルーフ」を観ればすぐにわかる。

  • mac********

    4.0

    ロードムービー

    ベトナムシンドロームの先駆け映画です 強盗の襲撃で妻子と片腕を失った帰還兵が復讐の旅に出るとこまではいいんですけど 中盤はなんか中だるみしますが クライマックスの殴り込みは迫力満点 ラストも余韻があって いいです

  • yas********

    4.0

    ネタバレ失われたものの疼き

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • どーもキューブ

    3.0

    復讐のローリングサンダー

    製作ローレンスゴードン監督ジョンフリン、脚本「タクシードライバー」でベトナム帰還のデニーロを描き、「ザヤクザ」で日本ヤクザを描いたポールシュレイダー脚本。タランティーノのお気に入り映画とタラ本のレコメンから鑑賞。主演のウィリアムディベインの理不尽な悲劇。彼に起こる出来事はかつてのベトナムの闘争心に火をつける。ちょい若いわれらがボス、トミーリージョーンズがウィリアムを怒りのサポート。ウィリアムの失われた片手は復讐の凶器に変わり果てる。日本のヤクザ映画のように我慢に我慢をかさねラスト復讐しに中年男子が燃え上がる。主人公が地味で無口でイケメンでもないですが、ポールシュレイダーの男魂が炸裂。ハードバイオレンスな男の血潮がラストまっています。ローリングサンダーのとどろきが火をふくっ!

  • syu********

    3.0

    若き日のトミー・リー・ジョーンズ出演作

    監督のジョン・フリンは、アクション映画「組織」(OUTFIT 米:1973) と本作により"B級アクション監督"としての名を確実なものにした。ポール・シュレーダーの脚本は、この作品でベトナム帰還兵の孤独を語りながらも断ち切れない暴力の連鎖を映し出している。これは70年代の映画。カメラの構図も古典的で「かっこいいカメラワーク」などのようなビジュアル的なかっこ良さは全くない。しかしそれらのような見てくれの良さを遥かに超える男のかっこ良さが溢れている。何も語らず淡々と復讐を遂行するウィリアム・ディヴェイン。そして同じく無口だがその眼光から狂気が滲み出ている若き日のトミー・リー・ジョーンズ。

1 ページ/2 ページ中