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ロボコップ

ロボコップ

ROBOCOP

R15+103

KING JOTA

1.0

ネタバレ最も嫌いな映画の一つ

いつか誰かの論評を覗いたのか、右側に出ているお薦めの映画に「ロボコップ(1987年)」とありましたので顔を出しました。割と最近、深夜かお昼のロードショー枠で見た記憶のある作品です。 ただ、何を思い出そうにも、映画開始早々の事務所内での合成感バリバリの兵器ロボットの暴走シーンくらいしか思い浮かばず、残酷なシーンばかりが記憶に残る作品です。 確かあのシーン、周りで人がバタバタと倒れて血肉が飛び散っているはずなのに、機銃掃射を受けずに生き残った人物は「やれやれ…新兵器のお披露目そうそう、なんてこった…」くらいのテンションだったと記憶しています。白人社会ゆえなのか銃社会だからなのか、アメリカっていう国はどこまでもカネこそ全てなのかと、あのシーンを平然とやり過ごせる映画作りにも、ちょっとした疑問を持ちました。 主人公が人造人間化したあとのヤラレ方も目を背けたくなる演出だったと記憶しています。 監督の作品を覗いてみるとトータルリコールの監督と聞いて合点が行きました。あちらはまだマシでしたが、アメコミチックでドSFな設定など、この作品とよく似たカラーの作品と感じます。映像もどちらも暗くて不気味です。 ろくなCG技術もない時代にただ刺激だけを求めた結果、キャラの個性やストーリーまでないがしろにしてしまっている作品は、今見ても2時間をただ無駄にするだけだと思います。 また同時代のアナログ作品でもブレードランナーのように名のある俳優を使い、確固たるストーリーやメッセージ性のある作品は美しいと感じますが、エグかろうがグロかろうが当時のSFオタクが特撮技術を無計画に使えるだけ使って、その刺激だけで制作費を回収しようと目論んだ浅はかな魂胆が、この作品には透けて見えるようにも思います。 1987年作品に限って言うならば、いつかもう一度見て何か感動や発見があればMAX3つ星までは考えられますが、今の記憶だけで判断すると2つ星にも遠く及びません。 なにより私に何かの記憶違いがあるのか、皆さんの平均評価が3.95点と高いのに驚いています…

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